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自己紹介 ページ3

「今日からお前たちは仲間だ。仲良くしなさい」

 俺と太宰双子が出逢ったのは、9歳の時だ。

 俺より1ヶ月先に入った先輩だ。

 今日から、この2人と行動をしろ、との事だった。

「太宰治」
「A」

「中原中也」

 一応、名前は名乗った。だが、無言だ。それはそうだろう。初めてあった奴と何を話せというのだ。

「……森さん、部屋、戻ってもいいですか」

 ふと、男が云った。治、だった気がする。
 失礼な奴だ。森さんが居るっていうのに。この人は、俺達の首領ボスになるっていうのに。

「いいだろう。今日の所は中原君も部屋に戻りたまへ」

「……はい」

 俺が頷いた時だ。首領の背後からヒョコッと金髪のロン毛が顔を覗かせた。

「……?」

「リンタロウ、この子達誰?」

 開いた口から凛と、どこか可愛らしい声が響いた。

「エリスちゃん。新しく入った子達だよ?自己紹介してね」

「私はエリスよ」

 そこまで云うと、エリス嬢は意味深に太宰弟を見て、微笑んだ。

「よろしくね」

 可愛らしく首を傾げた。それを見た太宰姉は同じように首を傾げた。

「初めまして……? 僕は、A」
「私は治」

 簡単な挨拶だ。
 太宰双子の挨拶が終わると、エリス嬢は俺を見た。キラキラとした大きな瞳で俺を見つめている。

「俺は中原中也だ」

 俺にはそんな御丁寧な挨拶ぁ出来ねェよ。

「女の子もいるのね! これからよろしくね!」

 華の咲いたような笑顔だ。眩し過ぎる。

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tubin - コメント見れないんですか? (2022年1月5日 17時) (レス) id: f053091504 (このIDを非表示/違反報告)
tubin - ロックを掛けたみたいなのでここでお話させていただきます。 なにか手がかりありましたか? (2022年1月5日 17時) (レス) id: f053091504 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:LUCA | 作成日時:2019年3月29日 19時

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