毒のような幸せ ページ14
｜テヒョン｜
目を覚ますと、目の前でAがすやすや眠っていた。
昨日の夜はすごく色っぽかったのに、寝顔は幼稚園児かっていうくらい幼い。
可愛すぎる。
観覧車で告白が成功するなんて思ってもいなかった。
実際、あそこで言うつもり無かったんだけど、あまりにもAが可愛すぎるから…
Aも顔を赤くして｢私も好き｣なんて言ってくれたのは本当に嬉しかったし、とても幸せだった。
Aが自分は汚いと言ったのも驚いた。
Aが自分のことを汚いと思わせた男が許せない。
Aが酷い扱いを受けていたってのもわかって、俺が愛をめーいっぱい教えてあげたいと思った。
自分の好きじゃない人と付き合わさせられるってどういうこと？
相当辛かったんだろうな。その分俺が幸せにしてあげないと。
それから俺、こんなにキス好きだっけ？ってくらいAの唇が中毒になった。
本当にAの唇は毒みたいだ。
もうAに依存しちゃった。
Aは俺にとっての麻薬。
そう思いながらAが寝ているうちに色んな所を触ってみる。
ほっぺ、ぷにぷにもちもち
髪、さらさらふわふわ
唇、俺の大好きなところ。やわらかくて、ふわふわしてて、ちょっともちっとしてて気持ちいい。
鼻、ちっちゃ かわい
耳、、、、
TH｢なにこれ、気持ちいい。｣
え、なにこれなにこれ。耳たぶふわふわしてて、ぷにぷにしてて、気持ち良すぎ。
ほらまただ。
また毒を見つけちゃったよ。
こうやって、ずぶずぶハマってくんだな。
またAの毒みたいな所を見つけて、ずっと耳たぶを触っていると、目がうっすら開いた。
｢ん、てひょん｣
TH｢おはようA｣
｢おはよう｣
朝一番に俺の名前を呼んでくれるところ好き。
TH｢A好き｣
｢うん、私も好きだよ｣
唇を重ねると、嗚呼この感じ。ふわふわもちっとしてる。気持ちいい。
ずっとAの唇をふにふにしてる。
君に出会ってから些細な変化にさえも幸せを感じる。
君に出会って本当に幸せだった。
Aも俺に出会って幸せだって思ってくれている？
不安定で馬鹿な俺だけど君にだけは良くしてあげたいから。
君に出会ってとても幸せだよA。
〜作者〜
ここまでで展開はやっ！！って思った方いるかもしれません。。。
ごめんなさい！
私的に付き合ってからのお話を書きたかったので先にくっつけちゃいました！
それでもいいよって方はこれからも読んでいただけると嬉しいです。
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作者名：すかい | 作成日時：2019年7月16日 18時
