愛し合うとは ページ13
｜A｜
優しすぎて幸せで、涙が溢れた。
TH｢えっ、ちょ、どうしたの？怖かった？嫌だった？ごめんね｣
｢ううん違う。テヒョンが優しすぎるから。こういうことをする時の男の人って自分の欲のままに、相手のことを考えずにするもんじゃないの？｣
そう言うと、テヒョンは私を抱きしめた。
TH｢Aは、そんな男しか知らないの？そんな酷いことされたの？これはそんなんじゃないよ。愛し合う行為なのこれは。そんなのきもちよくなかったでしょ？｣
少し肩が震えていた。きっと泣いてるのかな。
｢うん、痛かった。｣
TH｢Aにそんなことした男許せない。A、そんな男もう忘れさせてあげる。今から気持ちよくしてあげるから。｣
そしてまた優しくキスをしてくれるから、テオのことなんかもうどうでもよかった。
今は彼と幸せになりたい、それしかなかった。
服を脱がされあっという間に裸になっていた。
彼の手が下の方にきて、体を跳ねる。
TH｢もうビショビショなんだけど｣
彼の指がするりと私の中へ入っていく。
｢やっ、はぁっんぁ｣
指が何本か入っていてバラバラに動く。
｢あぁっ、だめっ、んぁ｣
TH｢ん？ここがいいの？｣
｢あぁんっ、んぁ｣
私は声が恥ずかしくて、手で口を塞ぐ。
TH｢ダメだよ、もっと可愛い声聞かせて｣
テヒョンの左手で私の手をまとめて頭の上に抑えられる。
｢んぅ、はぁんぁ、も、イきそっ｣
TH｢いいよ、イって。｣
スピードが速まり、私は達してしまった。
TH｢すっごい可愛いかった。｣
｢早く、テヒョンが欲しい｣
TH｢男を煽るようなことを言うなんて悪い子だね。｣
テヒョンが中に入ってきて、大きくてびっくりした。
TH｢くっ、はぁ動くよ｣
｢テヒョンっ、好きっ！｣
TH｢愛してるよAっ｣
耳を塞ぎたくなるような音が部屋中に広がる。
｢テヒョンちゅー、ちゅーして？｣
深いキスをした。
TH｢あっ、はぁ｣
そして2人で達した。
お腹の中に暖かいものが広がった。
TH｢A気持ちよかった？｣
｢うん！テヒョンとひとつになれてすごく幸せだった。｣
TH｢A愛してるよ。一生守るから。｣
｢テヒョン。私も愛してるよ。｣
そしてどちらからともなく唇を重ねた。
ソウルの強すぎる光の中で、今夜1番輝いていたのはあなただった。
寝るまでの間、ずっと背中をなでてくれた。
あなたは私に勿体ないくらい優しい。
だからなのか、今日は自分が汚いと感じなかったの。
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作者名：すかい | 作成日時：2019年7月16日 18時
