プランク・プレパレーション【鳴神月 灯花(トルテ)】 ページ3
午後のティータイムと平行してあたしはある準備を進めていた。
と言ったって、書物を漁っているだけに過ぎないがそれが一番重要なのである。
面倒だが、それでも間近にある『あのイベント』、楽しみにしていた『あのイベント』ため。
ポリポリ、と頭を掻きながら最適な妖術が無いかを探す。
それが今平行している作業。
どうせなら派手な妖術でも使って脅し……じゃなくて驚かせたいところだが害をなすモノは流石にあの二人に怒られかねない。
それも含めて面倒なんだが、それでも楽しみな事に変わりは無いしルールに縛られるのは嫌だが縛られないと楽しめない。
そんな矛盾も含めて、あたしは『ハロウィン』という行事が大好きだった。
それは子猫の時から猫又になったその日でも、そして現在でもちっとも変わらない。
周りから仙人にでもなればと言われても拒んだ理由はコレもあった。
ティータイムの準備が出来た頃合、あたしは結論を付けた。
「やっぱ、これだよにゃー」
あるページを見ながら、にゃししと笑った。
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NEW狂音 李莉V3(プロフ) - 更新ありがとうございます! (2015年10月27日 19時) (レス) id: 08ea1a59cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハロウィンパレード参加者一同 x他3人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/skHalloween/
作成日時:2015年9月14日 19時