リアコ同拒のさかたくん！

よいん ページ9

skt


ライブは最高に楽しかった
今までにないくらいかまってもらえた
あんなに近かったの初めてかもしれん


せ｢最高すぎたな、あんなに近いとか聞いてへん、あんなに可愛いお顔間近で見れたの幸せすぎてしんどいって、天使って存在したんやな…｣


せんらは余韻で死にかけてるらしい


さ｢いや1曲目から目合うと思わんやろ、なんなんあの笑顔、世界救えるんちゃうか…あの投げちゅーも指さしも全部おれに向けてとかふあちゃん可愛すぎるやろ…｣


おれも同じく死にかけてる
周りからの視線を感じるがお構いなしに優勝話をする


せ｢お前ふあちゃんのソロの時しゃがんで目合わせてもらってたやろ、恵まれすぎやって｣


ああ、そうやったなあ
ソロでファンサくれると思わんくて固まってたんやったっけ


さ｢多分ふあちゃんって天使やと思うんよ、月曜日の憂鬱の小林くんの気持ち痛いほどわかるわ｣


おれも天使に恋しちゃってるからな
おれは小林くん応援するで！


せ｢そうなったら叶わぬ恋やけどな｣


幸せに浸ってるんやから余計なこと言うなや


さ｢お前やってMCの時お手振りもらって泣いてたやろ｣


せんらはファンサをもらうと感動して泣く系
おれは現実を受け止めきれなくて固まる系


せ｢MC中にファンサくれるのはもはやオキニやろ｣


なんやこいつ腹立つな
同担やったら刺してたで


さ｢はいはい、オキニやな｣


実際おれら2人はかなり古参で、もしかしたら認知されてるのではと思うこともあったりする


せ｢今日も安定にさかふあ優勝やったな｣


ご機嫌取りではなく本当に思って言ってくれるせんら
まあ、おれらが優勝なのは当たり前のことやけどな


さ｢せんめるもやろ、お互い優勝やな｣


なんてお互いを褒め合うこの時間が好きやったりする


せ｢おれな、個人的にふあちゃん天才やと思ったんやけど｣


せんらがふあちゃんの話をするのは珍しい
なんやろか


せ｢おれらと同じブロックにおった厚底履いた女干してたのスタンディングオベーションしたいくらいやった｣


せんら、お前はよくわかってる
さすがおれの相棒


さ｢それか、おれも気づいてたけどほんとおれの推し天才なんよな、でも後で注意喚起するんやろなあ、まじでふあちゃんの手煩わせるのやめろや｣


なんていつものノリで話していた
センラが何かを思い出したのか急に口を開いた


せ｢なあ、今の精神状態で言うことやないけど楽屋招待って…｣




あ、、、

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