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ドアを開け教室へと一歩を踏み出す。


見慣れない顔がたくさんいる中
座席表を確認して
自分の席に向かう。

後ろをひっつくように歩く稜雅に
少しだけ鬱陶しさを感じ


「なんでついてくるのよ」

なんて冷たく言ってみる。


『あ?だって俺の席お前の隣、窓側。』


「まじ?」


『マジなんだなーこれが。』



そんなこと言いながら
お互いが席に座る。



ここが私たちのクラス。



普通コースのC組だ。




黒板を仰ぐように見てみると


勢い良く前のドアがあき、

目鼻立ちのハッキリした男子がキョロキョロ教室を見渡していた。




…かっこいい。





素直に言葉を口に出してたことに
私自身全く気づかなかった。

7→←5



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作者名:チャイ x他1人 | 作成日時:2018年4月1日 23時

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