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あれから、美味しい高級なご飯を食べホテルに戻った。
「いよいよ明日だねー」
「緊張すんなー。。」
2人でいい景色を見ながらお酒を飲んでいた。
「すばる」
「ん？？」
「こんな素敵なプランを用意してくれて本当にありがとう。」
「俺がしたかった事やから」
「私さ、、渋谷Aなんだよねー、、」
「せやで。なんやねん急に笑」
「まだピンとこなくて、、」
「えー！！そろそろ自覚してーや。。」
「そうなんだけど、、」
「相変わらずやなー、、」
「病院みたいに渋谷さーんって呼んでみて」
「なんでや笑」
「いいから」
「渋谷さーん」
「...おおお！！いいねー！、」
「お前、アホやろ笑」
「やっぱり、いい響きだなー渋谷A、、、嬉しいなぁ、、今更だけど笑」
「ほんま？？俺もなんか、感動するな、、結婚してくれてほんまにありがとう」
「、、ううん、、、こちらこそありがとうだよ、、」
私からキスをした。
逃げられないように。
すばるは席を立とうとした。
「待って！なんで逃げるの、、」
「、、いや、、、、、、別に逃げてへんよ、、、」
私はすばるに抱きついた。
「愛してる。。大好きだよ。。」
「、、やめてや、、止められなくなるやろ、、、」
「もう、、我慢しなくていいから、、」
「、、え、、？？」
「もう大丈夫、、」
「、、ほんまに？？」
「すばるの事愛してるから」
「A、、辛なったら言えよ、、」
私はすばるの裾をギュッと握り小さく頷いた。
「、、、、、、、、優しくする、、、」
すばるは心なしか手が震えて見えた。
「...綺麗、、、」
「あんまりみないで、、、」
暗くて表情が読めなかったけど少し泣いてるように見えた。
すばるは私をまるでセトモノを扱うように、優しく抱いた。
「、、これ、、」
「手術の時に出来た傷、、こんなに残っちゃった。。」
手で隠そうとした。
「隠すなや。カッコええやんけ。Aが頑張った証やろ？そこも含めて綺麗や」
すばるは傷を優しく撫でてキスをした。
こんなに心が満たされる事ってあるんだって思った。
こんなに幸せな事なんだって。
すばるは私の事を頭からつま先まで全部を愛してくれた。
私はそのすばるの愛を身体全体で受け止め、一生懸命答え、2人で果てた。
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作者名：りんご | 作成日時：2017年11月27日 0時
