【d!】I love you, my medicine♡【短編集】 (ページ10)

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記憶喪失〘水〙ページ10

今日もお前と楽しいデートをして家まで帰る

そんな平凡的な毎日が俺は好きやった

なのに、、どうして、、

俺のことを忘れてしもおたんや？

俺らはいつも通りデートをし帰ってた

kn「あっ！？俺〇〇買うん忘れてたわ。ちょっとコンビニ行って買ってくるからそこで待ってて」

『うん！早く戻って来てね！』

そう言ってくれていた

でも俺ら買いもんを終えて見た光景は悲惨なものやった

Aが倒れている

Aの近くにはAを轢いたであろう車と人だかりができていた

首に手を当てるとまだ脈がある

急いで救急車へ電話をかけた

ピーポーピーポ

うるさい五月蠅い煩いウルサイ

やめろ

俺の彼女を見るな

俺は頭がいっぱいいっぱいで頭痛がした

Aを乗せる救急車に一緒に乗り病院まで向かう

病院に着いて俺は待合室でただただAの安否を心配した

俺があそこから離れなければｯお前を連れてコンビニに行けばｯ

なんて後悔する

でもその後悔は後々要らない感情なんだと思い知る

先生「Aさんは無事です。。。無事なんですが、」

kn「なんなんや！もったいぶらんではよ言ってください！」

病院だということを忘れてバカでかい声を出す

先生「Aさんは車に撥ねられたときに頭を強打してしまったらしく、記憶喪失の状態です」

そう伝えられた

嗚呼そおか

俺との記憶はもう何一つないのか

悲しい。たしかに悲しかったが

そんなお前、

もう俺の好きなお前じゃない

俺との記憶がないAはAじゃないだろう？

俺はオマエじゃないオマエなんて認めない

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

〖記憶喪失〗でした

思い出の消えた貴方はもうシッマの知ってる貴方じゃない。
興味がなくなったから捨てる。

心無いコネさんをイメージして書きました。