【d!】I love you, my medicine♡【短編集】 (ページ20)

今日:10 hit、昨日:28 hit、合計:4,748 hit

扱い方〘黒〙ページ20

俺の周りはいつも五月蠅い

友人との会話、女の近くに寄ると悲鳴などで頭が痛くなる

でも唯一俺の近くで静かに俺の言うこと聞いてくれた女がいる

その女は静かで大人っぽくて......なんていうかとても俺のタイプだった

家が金持ちで顔が良くカリスマ性がある俺だから先生からも謎に特別扱いだ

授業中。俺は急に途轍もなく彼女に会いたくなった

愛おしくて仕方ない彼女を抱きしめたい。あの子と付き合えたらな、

なんて柄に合わないことを考えながら教室を後にした

ｺﾂｺﾂ

静かな廊下に俺の足音が響く

その音に1人耳を澄ましてたらどこからか俺じゃない違う誰かの足音が聞こえてきた

gr「誰かいるのか？」

そう言うと足音が止んだ

gr「誰だ？」

ちょっと先の曲がり角に気配を感じた

きっとそこに人がいるのだろう

ゆっくりと顔を覗かす

『わっ！？！？』

gr「うおぉ」

いきなり覗かした辺りに彼女の顔があり変な声が出てしまった

会いたいと思って君の教室に行こうと思ったのだけどこんなとこで会えるんなんてなんかの運命か

『グルくん、、、』

いつもの冷静な声に戻った

gr「あ、ああ」

『グルくんに会いに行こうと思ってたの』

？

俺と一緒のこと考えてたのか

やっぱこれは運命やろ

gr「そうなのか。俺もAに会い行こうと思って教室に向かってたとこだ」

君の前でだけ見せる精一杯の笑顔を見せる

ああ愛おしい

この愛おしくてたまらない君をほかの誰かに渡すだなんて無理だな

一生俺の傍にいさす

んで俺と付き合って結婚して死んで。

一生一緒なんや♡

会いに行こうとしたってお互い言ったけどちょっと話せて俺は満足だった

君も満足だったのだろう

『じゃあ私もう行くね』

gr「ああ、またな」

また会える時が楽しみだ

とても。。。

『グルくん好き。かっこいい。アイシテル』

きっとこの声はグルッペンには届いていない