【d!】I love you, my medicine♡【短編集】 (ページ19)

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▽ ページ19

A side

私はどこで選択を間違えたのだろうか

私の目の前でカッターを首に当て私を脅すショッピを目の前にして私は気づいてしまった

syp「Aは俺のことなんも聞けへんし、俺のことどうでもいいんやろ。だったらもう死ぬわ」

『いや、馬鹿なことしないで今すぐにそれを下して』

彼が傷つくのは嫌。嫌だけど。

前はもっと大きな感情だったはず

彼に抱いてる感情もすべて

今では。。。彼への恋情すら私には見受けられない

でもわからない。。。

syp「A。俺のこと好き？」

『好きだよ！』

syp「愛してる？」

『愛してるッ愛してるからその手を下ろして』

syp「そおか」

彼が死ぬのは嫌なの。傷つくのも。

syp「俺の言うこと聞ける？」

『聞ける！聞けるよ！』

傷ついてほしくないから嘘を重ねる

私がショッピに本心を打ち明けた時

彼は感情をコントロールできなくなるんじゃないかと思った

コントロールできなくなりこの世を絶つのを私は恐れているのだ

無言で私にカッターを差し出してくるショッピ

やめてくれたんだ。。

少し安心した

syp「あははｯ力入れすぎちゃったか」

『……』

ショッピの首元から赤い血が垂れているのが見えた

怪我してる。

自然と眉が険しくなっているのが自分でも感じた

syp「Aっ大好きやで？だからもう俺をこんなに不安にさせへんで」

『私はショッピを不安にさせてたの？』

syp「嗚呼」

『そっか』

私はショッピに今まで尽くしてきたつもりだったんだけどな。不安にさせてたのか

私の気持ちは全部ショッピには届いてなかったんだね

syp「んじゃあ男の連絡先すべて削除してええ？」

『いいよ』

syp「インスタ共有してええ？」

『いいよ』

もういい

全部ショッピの好きにすれば、、私はショッピの言うことに従うよ

ショッピが望むならずっと一緒にいる

私の感情は捨てる

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〖行き過ぎた想い〗でした

ショッピの行き過ぎた恋愛表現が貴方を冷ましてしまう元凶だったのかもしれません。

貴方が感情を捨てたことでショッピは本気で俺を愛し直してくれたんだと思い込み、またまた貴方への愛が大きくなることでしょう。