境界性パーソナリティ障害〘黄〙 ページ16
A。俺の彼女は゛推し゛
いや俺の友人が好きだ
好きと言っても推し？的な感じだと本人が言っている
それでも嫌なもんは嫌なんや
わからへん？この気持ち？
俺はAに
sya「俺に女の推しがいてもええんか？！」
って聞いたことがある
そしたらあいつはなんて言ったと思う？
『私にトントンさんって推しがいるようにシャオにもいた方がいいんじゃない？その女の推し？』
ああこいつは皮肉めいたことばっか言いやがって
その口の悪さはどこで覚えたんだか
(シャオを見習ったby A)
ほんまは......
『嫌だ！シャオに女の推しとか！やだ！』
なんて幼稚なこと言われたかった
大好きや
お願いやからこの気持ちは一方的なものじゃあらへんやろ？
なあなあそうやろ？
俺にAがいなくなったら
もう俺にはなにも残らへんよ？
それだけAが大事やねん
愛してる
だから俺以外の男なんて見んとってや
sya「Aｯｯ...」
静かに泣くと君は優しく声をかけてくれる
『え、どしたん？私なにかした？ダメだった？お願いだから泣かないで、ね？』
子供をあやすかのように優しい口調をする
こんな対応をずっとされてたい
Aに必要とされてると思えるから
俺はAに大切にされてるって感じられるから
sya「お願いやからアイツを見るんやなくて、俺を見てや。俺だけをｯ」
恥ずかしい泣きじゃくって縋って
でも君に捨てられないならこんなこと喜んでする
だって君のことが大好きだから、命令されたらなんでもする
それで君が喜ぶなら！
『捨てるわけないじゃん。大好き』
sya「ｳｳ絶対やで？言ったからな？」
『ふふｯ絶対♡ね』
うれしい
死ぬほど俺がAを求めてもAは笑顔でそれを受け止めてくれる
まさしく運命なんか♡
俺はお前のためなら忠犬にでもなんでなるわ
むしろそっちの方が捨てられんか。
ふふっじゃあはよ俺のこと飼い犬にしてや
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作者名：しーちゃん | 作成日時：2024年1月29日 0時
