お前は誰にも… (ページ1)

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ほくほくじゅりりページ1

北斗side
『』☞北斗「」☞樹

あーーーー、好き。
俺の一日はこの一言から始まる。
朝、目を開けると俺のとなりですやすやと眠っている樹がいる。俺は樹のよろこぶ顔がみたくて朝飯に樹の大好物の目玉焼きを作る。

「ん、んぅ、、、」

樹が起きた。

『おはよ、樹』

「おは…ほくとぉ、なんかいいにおいする」

ちょっと寝ぼけてる。言葉が全部ひらがな。
ふは、やっぱ樹可愛い。さすがは俺の樹！

『ふふ、目玉焼き作ってるよ。』

樹においしい！って言って欲しいな。

「ほんとぉ？やったぁ！！ほくとありがと！」

大好きな樹と朝飯を食べる。好きな人と食べるとおいしさ二倍だなぁなんて思いながら俺の料理が樹の口にあったのか心配で樹を見る。

『樹、おいしい？？』

「うん！！俺、北斗が作る目玉焼きがいっちゃん好き！明日も作ってよ！」

こんなキラキラな目で言われたら断れるはずがない。

『いいよ。明日も作る』

樹の目が更にキラッキラになる。

今日は雑誌の撮影。もうすぐ出る時間だなぁって思いながら樹をみたらまだごろごろしてる。

『樹、もうすぐ出ないと撮影まにあわないよー？？早く準備しな』

「はーい、あーーー、布団から出れねぇわ。」

さっきの寝ぼけた可愛い樹はどこに行ったんだろう。いつもの樹に戻ってしまった。

『…おはよ。』
「みんな、おはー！！」

案の定、樹のせいで遅刻。

京本：〔おはぁ、2人そろって遅刻とかやば笑
2人さぁ、どんだけ仲良しなの！？〕

いつものようにメンバーと話していると
遠くの方から樹の嫉妬した視線が突き刺さる。
樹が嫉妬深いのは俺が1番よく知っている。

…謝りにいくか。樹を探すと樹はトイレにいた

『樹、ごめん。俺には樹しかいな……ん、、』

言葉を遮ってキスされる。いつもより激しい。
トイレの壁に押し付けられ、息がしずらい。

『はぁっ…んんん、んっ』

静かなトイレにいやらしい水音が響く。

「お前のこと誰にも渡さないから。」

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