▽55 やめて… ページ38
紫響「本当にごめん…」
何度も何度も謝る紫響さん。
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A「謝らないでください。紫響さんのせいではないですし…
姫愛さんもわざとでは…」
ないと思う。が、多分わざと。
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紫響「…さっき、姫愛になんか言われなかった？」
A「あ、いえ。」
紫響「ごめんね、姫愛は思ったことが口に出てしまって
自分が気に食わないと機嫌損ねるし……」
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お、おっしゃる通りで……
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―――――ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ……
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紫響「…ん？電話？」
A「ですね…ハハ」
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……あれ。
いつもは、何があっても(人３)がでてくれるのに…
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A「すいません。ちょっと電話に…」
紫響「あ、うん。どうぞ」
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紫響さんにﾍﾟｺﾘと頭を下げて
電話の方へと向かい、受話器を取った。
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A「もしもし」
「“あ、もしもし？Aちゃん”」
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丁度キッチンが見える…
(人３)の隣に……!?
なんで姫愛さんがっ!!
(人３)にぴったりとくっついている。
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「“Aちゃん？”」
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うそ…っ
姫愛さんの顔が次第に(人３)に近づいていく
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やめて…
見たくない……でもっ
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チクッ…
胸に鋭い矢がズシズシと思いっきり刺さる。
そして、奥までグイグイねじ込んでくる
痛い…っ、苦しいっ。
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「“Aちゃん!!”」
受話器が手から滑り落ちた。
もう…
見てられない!!!!
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二人に背を向け
玄関をでて
屋敷を飛び出した。
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透明人間 - 32のお話の「〜でございます。」って使い方あってるんですか？私が間違っていたらすみません (2017年1月5日 16時) (
レス) id: e262a0e80c (このIDを非表示/違反報告)
EXILELOVE - この作品、今までよりとても面白いです！頑張ってください！ (2016年12月14日 2時) (レス) id: 8dcd3f23f3 (このIDを非表示/違反報告)
EX LOVE - この小説好きです！これからも応援してるので頑張って下さい！ (2016年10月18日 19時) (レス) id: 4a3e100051 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり♪ - ♪この小説好き〜♪ 続き気になるなぁ〜ガンバってくださーい(ο∀<) (2015年10月25日 19時) (レス) id: e61ee14658 (このIDを非表示/違反報告)
やっすー - きえちゃあかんでー。消えちゃったらしょーせつ読めなくなるじゃないですか！ (2014年4月21日 16時) (レス) id: 599bbe43d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらべあ** | 作成日時：2013年8月15日 1時
