お嬢様、口づけを・・・//*執事ver.*【名前変換オリジナル】

▽91　　メール ページ35

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A「ん、ん〜…」




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今、何時だ？


窓から差し込む光がまぶしい



ゆっくりと手を伸ばして


時間をみる。





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A「…８時かぁ」








８時。まだ、大丈夫…



じゃない!!



大学送れちゃう!!








と、ベットを飛び起きたけど


そうじゃん。今日、休みじゃん。




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でも…








(人3)「お嬢様!寝すぎは体に悪いですよ」

　
A「もうちょっとぉ…あと５分」


(人3)「そういってあと10分、15分と伸びてくじゃないですか」


A「ん…」


(人3)「起きないのならば、キスをしぃ……」


A「わかった！おきる！」



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休みの日でも、仕事の日でも


7時きっちりに起こしてくれて


こんな会話から始まる朝だけど…





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もしかして、起こしに来てくれたけど


私が起きなかっただけ？




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考えながら、支度を整え、


下に降りていく。




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なぜか


屋敷の中はガランと静かだった。





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A「(人3)？」





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返事がない。



もしかして出かけたとか？


それでも、きちんといつも私に言ってるし、


行くとしても私がいないとき。








どの部屋を回っても、(人3)の姿はない。


携帯で連絡をとろうと思ったとき。





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一通のメールが届いていた。




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もしや！と思って開くと


やっぱり






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Fromm:(人3)(人2)

ｓub:お嬢様へ









今までありがとうございました。


　 (人3)




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A「何、これ…」




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なんで？


なんで、“ありがとうございました”なの？




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……!!


昨日いってたことって…


遠回しに言う





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“さよなら”なの……？

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