▽87 思い出の場所2 ページ31
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大学を出て
散歩を続けて歩き続けた。
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すると、
後ろの落ち着いた足音が消えた。
振り返ると、
(人3)がどこかを見つめて止まっていた。
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A「どうした……あ。」
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そこは、私が誘拐されて
(人3)が助けに来てくれたあの、古びた工場。
今は立ち入り禁止と書いてあって
ショベルカーらしきものが止まっていた。
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A「ここは…」
(人3)「この前を通ろうとしたとき、
なぜがわかりませんが胸騒ぎがしました。
そしてお嬢様の顔が頭にふっと思い浮かびました」
A「え…っ」
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じゃあ、記憶が戻ったの?
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(人3)「しかし、なぜなのかがわかりませんし、
記憶もはっきりと戻りません」
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私の心を読んだかのように
(人3)は申し訳なさそうに答えた。
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A「だ、大丈夫!順番に思い出してこっ!」
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なーんて、
口ではそう言ってしまうが、今すぐにでも
記憶が戻ってほしい。
私って
ワガママの塊だ。
一番苦しいのは、(人3)自信なはずなのに。
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A「あ」
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そんなことを考えていると
次の目的地へ到着していた。
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(人3)「ここは?」
A「(人3)との思いでいっぱい詰まった場所」
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もちろんそこは
あの、公園。
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(人3)は辺りをキョロキョロと見回すと
「綺麗な場所ですね」とつぶやいた。
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今日は天気が良くて
ジョギングしている人、犬の散歩している人
休みの日だからか
結構、人が集まっていた。
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私と(人3)は黙って
海を見つめていた。
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もちもちなもち - 泣けます… ; ;号泣…… まじでいい作品。そらべあさん、、天才ちゃう?お気に入りです、このお話を、作ってくれてありがとう…! もっと執事がよかったです… (2月21日 6時) (レス) @page48 id: 6919ea9653 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちなもち - テクノ(親のスマホから)さん» おしの名前入れるといいですよ! (2月20日 6時) (レス) @page13 id: 6919ea9653 (このIDを非表示/違反報告)
テクノ(親のスマホから) - すみません途中でうっかり送ってしまいました。続きから行きますね。で、ああああああ尊いです本当に!神作です!私のなんか駄作で駄作で…。とにかく凄いです!こんな駄作者の我儘ですが、こんな感じのをまた作ってほしいなと思いました!神作ありがとうございました! (2021年7月11日 20時) (レス) id: d7df8936b7 (このIDを非表示/違反報告)
テクノ(親のスマホから) - あーーー泣けるーー。親の前だから滅茶苦茶我慢したけど、1人だったら泣いてたな。私の場合は執事さんの方に推しの名前を入れたんですね、はい。で、あああ (2021年7月11日 20時) (レス) id: d7df8936b7 (このIDを非表示/違反報告)
審判 - スゴい面白かったです!!!! 最後らへんは、ずっと号泣しながら読んでました!。笑 ほんっとなんて言葉に表したらいいかわかんないほど素敵なお話でした^^ (2019年7月24日 10時) (レス) id: fc8b5bc6cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そらべあ** | 作成日時:2013年11月29日 18時