『 歯車 』Ren.N

よんじゅうなな ページ47

廉side







次の日 、一人で行く学校 。









周りから 、喧嘩？なんて声が飛び交う 。









なんか 、嫌な気分で 、急いで学校に行く 。









学校に着くと 、もう大吾もAもいて









ちらっとAの方を向いても 、気づいてくれない 。









大吾「 廉さんおはよー！ 」









その大吾の前からの声で 、Aもちらっとこっちを見る 。









大吾がぶんぶん手をふるから 、片手を少しあげて 、そのまま席に着いた 。









小雪「 おはよ！ 」









廉「 はよ 」









小雪「 ねえねえ！別れたんでしょ？！ 」









廉「 そうだけど 」









小雪「 じゃあ放課後デートしよ！ 」









廉「 は 、やだ 。どんな神経してんねん 。」









小雪「 じゃあ買い物付き合って！ 」









廉「 A置いてそんなことできひん 」









小雪「 でもAちゃんはもう赤の他人だよ？ 」









廉「 まあそーだけど 、俺が嫌 」









小雪「 そんなんじゃ新しい彼女できないよ 」









廉「 作る気ない 。 」









廉「 俺寝るから話しかけないで 。」









そう言って 、机に顔を伏せた 。

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