三話 雨宮サイド ページ4
所変わって次の日、孤児院前
「ここが昨日言ってた孤児院？」
「特に変わった様子はないが…」
「取り敢えず、インターホン押してみようぜ？」
ピンポーン、ピンポーン
ガチャ
『はい。何かご用ですか？』
出て来たのは可愛い女の子
…だけど瞳が淀んでいる
「ここ、子供はキミだけ？」
『いえ、あと1人6歳の女の子がいます』
ちょっと探ってみるか
「おかしいな、前はもっといたと思ったんだが…」
『っ…他の子は貰われて行った
あの、もう良いですよね？』
「ちょっと待てって、お前暴力振るわれてるんじゃねぇのかよ！左頬ちょっと腫れてるじゃんか
殴られたんじゃねぇの？」
『ぁ…あなた方に何がわかるんですか！
もう帰ってください…』
「あと１つだけ、ここの院長の名前は？」
名前が分かれば…！
『中間 勇人さんです…
もう良いですよね…』
バタン
＿＿＿＿＿＿＿
孤児院付近の道
「あの子他の子について聞いた時
一瞬焦りが見えた。貰われたわけじゃなさそうだ」
「暴力の方も確実だろうな…
にしても中間あんなかわいい子にまで
手を挙げるとは…」
「あと6歳の子が1人ってその子も
暴力受けてるのかな…」
「確率は高いだろうな。
もしくはあの子が庇っているか…」
「おい、今異世界ナビで中間検索したら
ヒットしたぜ…！
あと、孤児院、か」
《ヒットしました》
「あとはそれが何に見えているか」
「ちょっと思ったんだけどさ
中間のあの子達に対する扱いってさ
鴨志田に似てない？」
っ！まさか
「城…」
《ヒットしました。案内を開始します》
「でかしたぜ！ジョーカー！」
「取り敢えず中を見てよう」
「「「おう！」」」
＿＿＿＿＿＿＿
「なぁ、あれってさっきの女の子じゃねぇか？」
「確かに似ているが」
「マネキン…みたいだね」
「掃除をしているのか」
「中間にとってあの子は都合よく
働く人形…って事だな」
「ねぇ！こっちは…茶髪の女の子？」
「この子がもう1人の」
「っ！おい！全員下がれ！だれか来る！」
〔まともに飯も運べんのか！このクズどもが！〕
バシン！！
あれは…
「中間のシャドウ…」
「思いっきり殴られてるじゃねぇか！」
「なんで助けを求めないんだろう…」
「諦めているのかもな…」
取り敢えず内容はわかった
「今日はもう引き上げよう」
_
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フユキ(プロフ) - 、さん» あら〜エラーになっちゃったとき外し忘れたみたいです。ごめんなさい。ありがとうございます！ (2018年8月15日 23時) (
レス) id: e79ac6a0b2 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月15日 20時) (レス) id: c043f57dcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フユキ | 作成日時：2018年8月15日 19時
