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それは昨年のこと
私が5年生で委員長代理だった時である
イケドンマラソンを行っている最中であった。近くで城同士の戦が行われていると聞き、Aが様子を確認し、戻ってきた
柳「七松委員長代理 今 戻りました」
スタッと頭上の枝から飛び降り、私の横に並ぶように着地する
小平太「おう 丁度呼び戻そうと思ってたところだったのだ」
柳「何か問題でも?」
小平太「さっき四郎兵衛が足首を捻ったようでな ちょっと診てやってくれ」
柳「わかりました 七松先輩が診たら ポキッと折るかもしれませんし」
小平太「何か言ったか?」
柳「いえ何も」
柳「四郎兵衛 怪我した足を出してごらん?」
時友「柳せんぱ〜いっ(泣)」
痛かったのであろう、1年生の四郎兵衛は涙目になっていた。
柳「これ 医務室へちゃんと治療した方がいいです 七松先輩」
小平太「そうか じゃあ応急処置だけして学園にかえるか! A お前が四郎兵衛をおぶれ! 私は三之助をおぶる!」
柳「わkっ」
柳の返事を被すように滝夜叉丸が反論する
平「ちょっ! 私はどうするのです!」
小平太「お前は元気だろうが お前は私と柳の後に続け!」
平「そんなぁ〜! 七松先輩と柳先輩のスピードに 私がついていけるとは」
小平太「私らは後輩をおぶるのだ まぁ ハンデみたいなもんだろう!」
平「まったくハンデじゃないですよ〜!!」
言うまでもなく、委員長代理である七松・三之助組が到着してから数分後、柳・四郎兵衛組そして2刻ほどしてから、滝夜叉丸が到着したのであった。
善法寺「4年間でそこまでの体力が付くとは!? じゃあいずれ、四郎兵衛や金吾も(汗)」
伏木蔵「驚くところ そこですか? 伊作先輩」
七松「おぉ でも一緒だ 一緒! そんなことあるのだな A」
柳「懐かしいですね 先輩」
伏木蔵「先ほど 大人3人を倒したお話を聞いた後で凄いと思ったのですが 柳先輩にもそんな時代があったのですね」
伏木蔵の言葉に小平太はキョトンと Aはムスッと表情が一変する。
七松「大人3人? 何の話だ」
善法寺「え〜 小平太は聞いたんでしょ」
七松「あー あの時もA 泣いたよな お前」
柳「シレッと この人は全く」
言うだろうと予測しての発言だろう。言い方からして半分諦めている感がある。
伏木蔵「でも先ほどの話 でそんな場面ありましたっけ?」
善法寺「僕は見たよ」
?「何を見たんだ?」
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