【転生】並盛最強のシスコン雲雀さんの妹は中学生になりました

屋上にきたじょう(震え声) ページ48

沢田「A!大丈夫!?」

ﾘ「やっと目覚めたか」

貴方「ん…屋上?」

目覚めたら私は両手に男子生徒を持って屋上にいた

貴方「何で」

沢田「Aごめん!」

こんな所に、と続けようとするとツナがそれを遮り謝った

沢田「リボーンから聞いたけど…A俺を助ける為に手加減してくれてたって…迷惑､かけちゃった」

貴方「ああ、それは気にしないでよ､私も殴っちゃったしさ」

あははと笑って言い放つとツナはブンブン首を振った

沢田「でもﾋﾊﾞﾘさんから助けてくれた!!だから…お礼言いたかったんだ」

真面目な顔のツナ｡それを見たリボーンは帽子の縁を掴み目深に被った

真っ直ぐに見つめてくるツナを私もじっと見つめた

貴方「…本当ツナって変なとこど律儀だよねぇ」

沢田「!…な、何だよいきなり」

貴方「いや何かツナが真面目な顔してるのがちょっと変な感じがして？」

沢田「はあ？意味分かんないし…っていうかそれ関係ない上にさりげなく酷い!!」

貴方「うん､ツナは今日もツッコミが鋭いね流石だ」

沢田「流石って何がー!?」

貴方「…ツナには、やっぱそういうのが似合ってるって」

私はニカッ、と歯を見せて笑いツナの頭をぽむぽむと撫でる｡すると少しずつ赤くなるツナの頬

沢田「っ…ああもう子供扱いするなよなっ!」

貴方「してないってば…もう、怒った?一応仲直りのつもりだったんだけど」

ﾘ「ツナはAのイケメンスキルに照れてるだけだから気にすんな」

沢田「ち、違うからなA!!確かに少しイケメンだとは思ったけど照れてなんてないぞ!!」

貴方「イケメンって…いやどっちでも良いよそんなん。で？仲直り､してくれるの？」

聞き直すとツナはあ、と気付いたような顔になって私に手を差し出してにっこり笑った

沢田「…勿論、するに決まってるだろ！」

仲直りって言うのも、少し違う気がするけどね、なんて言いながら屋上に笑い声が響く…



貴方「って言うこともあったよね」

沢田「て言うか数週間前だけどね」

こんにちは私です｡あれから何日かして今日｡帰り道で雑談なうです。

今日は沢田家で遊ぶ予定なんだよね

貴方「ってあれ？」

沢田「ん？どうかした?A」

貴方「…ツナの家が大変なことになってる」

ほら、と私が指差す先にあるのは

黒服の大人に包囲された沢田家宅でした

すっかり大きくなって…→←何この厨二野郎

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