何この厨二野郎 ページ47
雲雀side
貴方?「…………ああ、雲雀恭弥か」
雲雀「は……?」
突然金色の何かを手に宿したかと思うとAは一瞬目を閉じてから僕のAを呟いた。
いや、あれはAなのだろうか
雲雀「君は…誰だい?」
貴方?「ん?……ふ、ふふ…さあ、誰でしょう?」
そう妖艶な笑みを称える目の前の女は確かにAと同じ顔立ちだが、まず髪色が違う。髪は白に近いプラチナブロンド、目は色素の薄い碧だ。
…そう言えば、あんな色のした猫を雲雀家で飼ってた気がする。どうでもいいけど。
僕は取り敢えず手に持ってた草食動物を床に捨てた
雲雀「ふざけないでくれる?咬み殺すよ」
睨みつけると女はゆっくりと目を細めた
貴方?「出来る…の?貴方に…」
雲雀「っ!」
僕はその言葉を合図に女に襲いかかった。これ以上の侮辱は許さない。しかもその顔で…Aに対しての侮辱同然だ
貴方?「…ふ」
雲雀「!」
しかし攻撃は当たらず女は軽やかに避けて薄く微笑んだ
貴方?「神には勝てないよ」
雲雀「…は」
何 こ の 厨 二
今神って言った?馬鹿じゃないの?と少し引きつつ女を見てたけど女は気にしてなかったようで。丁度着地点に居たらしい草食動物達の首根っこを掴んだ
貴方?「取り敢えずこの二人を助けなくては」
呟くと女は慈悲深い笑みを浮かべ
貴方?「また会おう、雲雀恭弥。…貴方が気付ければ」
金色の炎みたいなのに包まれたかと思うと一瞬にして消えた
雲雀「何なんだ、一体」
これだから最近の子は困る。
僕は、溜め息を吐くと草壁に連絡するために携帯を取り出した。
部屋がすっかり荒れたのと、ストレス発散用に。
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- !?筝処帥障c!!! c絨顄!!茯違眼!!!!!!! (2014年2月12日 18時) (レス) id: 9d9c3bdf6a (このIDを非表示/違反報告)
霧野てるみ(プロフ) - 白詰草さん» お返事遅くてすみません!面白いと言ってくださると俄然やる気が…!←でもやっぱりサブなので更新はゆっくりですが待っていてくれれば幸いです! (2013年10月30日 16時) (レス) id: c2ab0175ae (このIDを非表示/違反報告)
白詰草(プロフ) - お話面白いです!頑張って下さい(*´∀`)/楽しみに待ってます^ ^ (2013年10月26日 13時) (レス) id: 0fa294bf7d (このIDを非表示/違反報告)
舞希(プロフ) - 霧野てるみさん» 惚れて下さい←w (2013年8月19日 10時) (レス) id: cf6c27b758 (このIDを非表示/違反報告)
霧野てるみ(プロフ) - 舞希さん» そんなこと言って…もう、惚れちゃいますよ?←でもありがとうございます、自信持っていきますね! (2013年8月19日 0時) (レス) id: cfdb52cbde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霧野てるみ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/terumi/?w=1
作成日時:2013年6月30日 14時