大誤算→だいごさん→醍醐さん→DAIGOさん ページ44
沢田「うっ…!!」
貴方「ごめんね、ツナッ!」
腹を突かれて苦しみながらうずくまるツナ。そんなツナのがら空きで無防備な後頭部に
貴方「今度何か奢るから」
ドスッ、と重い一撃。
沢田「うっ…!!」
ツナは一度うめくと気を失い、動かなくなった。
貴方「ふう…これぞ遺伝子の力だね」
雲雀「いや君の努力の賜物だと思うけど…まあでも、見事だったよ」
流石僕の妹だ、と言う委員長はもう委員長の顔じゃない、優しい兄の顔で。
貴方「…ありがとう、お兄ちゃん」
雲雀「ん」
私も笑顔で答えた。…その笑顔の代償となったツナは苦しそうな顔だけど
よしよしと言うように頭を撫でる手もくすぐったかったけど嫌じゃなくて、というか寧ろ気持ちよくて目を細めると愉しそうな小さい笑い声が聞こえた
雲雀「ふ、A、小動物みたいだよ」
貴方「なっ、何それっ」
私がふざけた感じで睨むとお兄ちゃんは、はいはいとまだ笑ってる。子供扱いですか、そうですか。
貴方「もう…本当昔からお兄ちゃんって小動物好きだよね」
雲雀「Aのお陰でね」
貴方「まさかの私が原因!?…ってそんな事よりこの人達どうするの?保健室連れて行く?」
流石にこのままだと邪魔じゃない?と聞くとそれもそうだね、とお兄ちゃんは頷きそして…
貴方「…え」
雲雀「ここから捨てようか」
二人を首根っこから持ち上げて窓際に引き寄せた。その恐ろしい目は委員長の目。
ヤバイ…そう言えば確かにこんなシーンあった気がする…それでこれをツナが止めて…
貴方「…失敗した」
あの時気絶させなきゃ良かった…
私がもう一度あの人を止められるか分からないのに…なんであんなこと
だけど、
私は握り拳を作る。
止めたいって気持ちは本物!
ボオ…
貴方「うわわわわ!?!?」
雲雀「!…何、それ」
私の手には金色の炎が灯ってた。薄く輝く金色が、とても神々しく美しい…
ん?神々しい…?
貴方「…ま、まさかこれっ!?」
ずっと昔白雪が授けるとか言ってた神の力!?!?
??「死ぬ気でアイツ等を守れ」
その時聞こえた可愛らしい、赤ん坊の声。
そのあとの現実での意識は、私にはない。
私はパソコンかあああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!→←むしろ咬み殺して下さい
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- !?筝処帥障c!!! c絨顄!!茯違眼!!!!!!! (2014年2月12日 18時) (レス) id: 9d9c3bdf6a (このIDを非表示/違反報告)
霧野てるみ(プロフ) - 白詰草さん» お返事遅くてすみません!面白いと言ってくださると俄然やる気が…!←でもやっぱりサブなので更新はゆっくりですが待っていてくれれば幸いです! (2013年10月30日 16時) (レス) id: c2ab0175ae (このIDを非表示/違反報告)
白詰草(プロフ) - お話面白いです!頑張って下さい(*´∀`)/楽しみに待ってます^ ^ (2013年10月26日 13時) (レス) id: 0fa294bf7d (このIDを非表示/違反報告)
舞希(プロフ) - 霧野てるみさん» 惚れて下さい←w (2013年8月19日 10時) (レス) id: cf6c27b758 (このIDを非表示/違反報告)
霧野てるみ(プロフ) - 舞希さん» そんなこと言って…もう、惚れちゃいますよ?←でもありがとうございます、自信持っていきますね! (2013年8月19日 0時) (レス) id: cfdb52cbde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霧野てるみ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/terumi/?w=1
作成日時:2013年6月30日 14時