【転生】並盛最強のシスコン雲雀さんの妹は中学生になりました

鉄の●●を持つ男、沢田綱吉← ページ26

休憩中､ツナは遠くから見ても分かる位責められてた。流石に可哀想になってきたので私は兄に何とか許可を貰ってツナの元へ走った

貴方「ツナ!」

沢田「A!」

貴方「何なの!?さっきの試合!やる気ある!?」

私はツナにそう言うと肩を思いきり掴んで揺さぶった

沢田「な…Aだって分かってるだろ!?俺が運動苦手なの!」

貴方「そんなの知ってるけどツナのプレーから全くやる気が感じられないんだよ!他人事みたいな感じで立ってるよに見えた」

沢田「!」

思う所があったみたいでツナは口をつぐんだ｡私はその様子に溜め息を吐くと肩を捕まえてた手を離した

貴方「…別に怒ってないけどさ｡ああいうの見てるとこっちも嫌だからしっかりやって欲しい｡さっさと終わらせたいからとかじゃなくて真剣に」

沢田「!…何でそれ知って…!?」

貴方「ツナ分り易いもん考え位分かるよ」

私は苦笑して見せるとツナはまた俯むいた｡まだ拗ねてる?

貴方「ツナだけが、大変なんじゃないってことだけは知っててね。皆、凄く努力してるんだから」

私はツナにぽん､と優しく肩を叩くとそろそろ試合が始まるからとお兄ちゃんの所に戻った

沢田「俺は…」

そのあとツナの顔付きが変わっていて私はまた思いきり声を出して応援しようと笑顔を浮かべた

雲雀「…気に入らない」

貴方「ツナいk…ん？」

私が応援しようとするとツナは何もないとこで転けた。リボーン特集弾かなと思って周りを見てみたらやっぱりリボーンが居た

私は軽く前に出て手を振ろうとしたらお兄ちゃんは焦ったように私の腕を掴んだ

雲雀「!…A!ちょっと動かないで!」

貴方「え？何っ…!?」

お兄ちゃんはその問いかけに答える事無く私を丁度試合が見えなくなるように抱き締めた

貴方「え、ちょお兄ちゃん!?何っ…!?」

雲雀「動くな」

何事!?とじたばたしてたら凄い深刻そうな声が耳元に降ってきて私はピタリと動きを止めた

な、何があったんだろう…こんな声今まで聞いた事ない｡私が生唾を飲んでいると何処かから声が聞こえた

笹川「こ、股間ブロック!?」

………は?

何?もしかしてそれを見せたくないが為にこの状況?

まさか…と思ってたら上から舌打ちとアイツ咬み殺すという単語が出てきてやっぱりそうなんか!!!と心の中(ここ重要)でヒバリさんにﾂｯｺﾐを入れた

過保護過ぎるぜ兄貴ぃ…

その後息が苦しいという理由を付けて離して貰ったけど周りには何故か風紀委員の皆さんがいて試合が殆ど見れなかった

不良の呼び出しと言えば体育館裏。もしくは屋上。→←アターック、チャンス！(ダミ声)

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