【天月】仮面をとってくれたのはアナタでした･･・【歌い手】 (ページ36)

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３４音目ページ36

沙矢「適当に荷物を置いて、くつろいでもいいわ」

ｎ「さすがに異性の部屋はくつろげない」

少し硬くないか？
最近のクール系男子はみんなこんな感じなのかな

ｎ「もう、遅いし寝かしてもらってもいいか？」

沙矢「分かった。布団用意するわ」

ｎ「俺も手伝おう」

そういい力仕事はほとんどneroがやってくれた
そのあとは特に何もなく、反乱の一日は終わった

翌朝
早く目が覚めた

やっぱり･･･学校言った方が･･

ｎ「駄目に決まってるだろ」

沙矢「わっ･･！驚いた･･」

ｎ「口に全部でてたぞ。少しはclearを信用したらどうだ？」

沙矢「そう･･･だよね。朝食にしよっか」

朝食の準備も手伝ってくれた

沙矢「好きな食べ物とかない？」

ｎ「どうしたんだ？いきなり」

朝はパンにスクランブルエッグとトマトだ

沙矢「昼ごはんどうしようかと思って」

ｎ「別になんでもいい」

沙矢「とくに作るものがないから言ってほしいんだけど」

ｎ「わ、笑うなよ？」

何でそんな警告をされるんだろう

ｎ「･･･誰かが作ってくれたごはん。とくにおにぎり」

以外にかわいいところもあるみたいだ

ｎ「俺、親が医者だから昔からご飯のときいつも一人で作って食べてた
　だから、その、あんまり人に作ってもらったことないから」

沙矢「分かった。昼は和食にしようか」

ｎ「ああ。お願いする」

沙矢「はい。お願いされました」

最初彼とは少し壁があると思っていたが少しは崩せたのかな

学校が始まって2時間が過ぎた
だけどやっぱり落ち着けない

会長なんであそこまで私が来ることを拒んだんだろう

もしかして･･･邪魔、なのかな

天月君は頭がよくきれるし、ひと里もぐるたみんも突き止めた容認だ
･･私がいないほうがよかったのかな

ｎ「今、いないほうがよかったなんて思ってないよな？」

ぴったりすぎるタイミングで彼が言う
あたりすぎてて言葉がでない

ｎ「いっとくけどな、clearはそんなこと思ってない
　少なくともいないほうがいいなら生徒会に入れない」

沙矢「でも･･･あそこまで言われたらそう思っても仕方ないじゃない」

ｎ「もっとよく気付け。お前はお前にしかできないことがある
　それを見込んでお前を生徒会に誘ったはずだ」

沙矢「なら、ならなんであそこまで言うの!?私が邪魔だからに決まってるからでしょ!!」