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「んん、ボス、柔らかい、好き」
何度も角度を変えてみたり、その柔らかさを堪能するように私の唇が彼のそれを挟み込んで弄ぶ。気持ちいい。自分の思い通りというものはちょっぴり上手くいく。ぺろりと口の端を舐めとってみたり、ぷにぷにと彼の唇を触れて楽しんだり、とにかく寝ている相手を好き勝手にやり過ぎたと思う。やがてまあ、彼が目を覚ます頃には…それはもうこっぴどく…やり返されてしまったのだが。
「朝からフルスロットルなのはどちらだ。全く…昨日の今日で学習しないのか、それとも…」
「が、学習してないだけです……そこにボスの唇があったから…」
「…まあいいだろう、とにかく今日は一日オレの好きにして良いのだろう？」
「ん、は、はい……どうぞ…？」
私はちょっと構える。何されるんだろう。そんな私の考えとは裏腹に、ボスは再び横になり、ただポンポンと自身の隣へ寝るようにマットレスを叩いた
「……」
そろそろと隣へ寝っ転がる。ボスは暫く私の頭を撫でながら、静かにじっとしているだけだった。どうやら今日はゆっくりデーらしい。
「…ディアボロ」
「……」
「……さん」
「…可愛いなお前は」
好きに呼ぶといい、とボスは目を閉じて呟く。ああ、何だか今のもカッコいい。好きだ
「ディアボロさん、好き」
「……ああ、好きだぞ」
私はボスを抱きしめた。彼が背中を撫でてくれる。気持ちいい
「ディアボロさん」
「……」
「愛してます」
「…っ」
言ってもらえなくてもいいや、私が言えたらそれで幸せ。そう素直に思って、私は迷わずその言葉を口に出す。面と向かって言うのはちょっと恥ずかしいけど
すると、ちょっとボスが何か躊躇って、あ、とか、ん、とか言い出したので、茶化したりせずにボスの言葉を待った
「その……だな、ああ…」
「…はい」
「あ……、s...Sei la luce della mia vita…」
「……ん…？セイ…mia…vita…な、もう一回！」
「これがオレの限界だ…」
「んえ〜！そんなあ…！」
「……好きだ、A…この世で一番好いているぞ」
「んっ、もう！もう！誤魔化して！」
「……いつか意味を教えてやる」
「ん！絶対ですよ！」
私はギュッとボスにしがみついた。絶対忘れないぞ！いつか必ず喋ってもらう！再び私の背中を撫でて静かになってしまったボスに、一人心中決意した
「…お弁当作るならそろそろ起きないとダメですよ」
「む……遅れても構わん、今はもうすこしお前との時間を堪能したい」
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レイ - ディアボロ大好きなんで読んでてすごく幸せになりました...ありがとうございます、応援してますッ(*`ω´*)ゞ (2019年7月29日 3時) (
レス) id: 8c2c39cf4c (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 今日の朝からぶっ通しで読んでました！ほんとに最高です、読んでいるこっちまで幸せな気持ちになれました！ありがとうございます！！ (2019年7月28日 12時) (レス) id: 5ad2d14ece (このIDを非表示/違反報告)
うまうま@馬犬さんに憧れて - もう……ほんとすきぃ……。とうとい、d(^q^).｡o(マジ尊い)いつも更新楽しみにしてます。前まではなんか緊張してコメントできなかったんですけど、頑張りました！続き待ってます。 (2019年7月25日 16時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
さとりぐ(プロフ) - あまああああああああああああああああああ死ぬ (2019年7月22日 11時) (レス) id: 87b309d9ee (このIDを非表示/違反報告)
パンバーガー - 二人がめっちゃ可愛いです！無理をしない程度の更新をしてくださいね！ (2019年7月21日 7時) (レス) id: e168a05c5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しそし | 作成日時：2019年7月18日 19時
