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パタンと扉が閉められ、ベッドの上に優しく乗せられると、ようやく私はボスの顔を伺うことができた。ああ、これはまずい。
フゥフゥと息を荒くし、ギラついた視線が私の身体を射抜く。少し恥ずかしくなってモジモジと両手を遊ばせていると、ボスは豪快にシャツを脱ぎ捨てた
「A、オレに抱かれたいか」
ピタ、と私は動きを止めた。ゆっくりと逸らしていた目をボスの顔へ戻すと、ボスはちょっと感情の読めない表情をしていた。どう答えればいいのだろう
「え、えっと…」
私はしどろもどろになりながら、ゆっくりとボスの全身へ視線を這わす。汗で髪の毛が張り付いた首筋、セクシーな鎖骨、厚い胸板。かっこいいな、男の人なんだな、と目の前の美しい身体にうっとりと釘付けになる。ボスの瞳から垣間見えるその劣情に気づく頃には、なんだか私まで感化されてしまっているようだった
「……そう、されたい、です…」
噛みつくようなキスをされた。服を剥ぎ取られ、首筋に吸い付かれる。全身を愛でられ、全てがぐちゃぐちゃに彼に染まってゆく
「ディアボロ、さんっ。ディ、アボロさん…」
「A、A…好きだ…ッ」
やはり一回では慣れないものらしく、圧迫感と多少の痛みに支配されつつも、彼の必死な様に心を打たれてもうどうされても構わないとすら思えてくる。私のことを気遣うように自身を押さえ付けてそうする彼が愛おしくて堪らない。好きだ
「ディアボロさん……、もっと好きに、動いて…」
「…やめろ、本当にそうしてしまうぞ。お前に痛い思いなどさせたくない」
私は彼の頭を引き寄せた。柔らかく何度かその唇を啄ばんで、私は小さく彼の耳元で呟いた
「大丈夫だから、お願い」
…
何と表現したら良いものか、彼は本当にガツガツといった様子で私を突き上げた。少々堪え切れない痛みに私は半ば絶叫のような声を上げるも、彼はもう私を気遣い優しく動きを緩めることなどない。それでいい。私は涙をこぼすが、彼が堪らなく好きでこの痛みも悪くないとさえ思えてしまう。だんだんと激しすぎるその動きに痛みが小さくなって行くのを感じた。やばい、これは逆にやばいかもしれない
「んっ、ボス、待って…っ」
「…なんだ」
ボスはかなりギリギリな様子だったが、私の声にその動きを止めた。なんだ、と言われると少し困ってしまう。なんというべきだろう、これはもう自分で掘った墓穴なのだろうか
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レイ - ディアボロ大好きなんで読んでてすごく幸せになりました...ありがとうございます、応援してますッ(*`ω´*)ゞ (2019年7月29日 3時) (
レス) id: 8c2c39cf4c (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 今日の朝からぶっ通しで読んでました！ほんとに最高です、読んでいるこっちまで幸せな気持ちになれました！ありがとうございます！！ (2019年7月28日 12時) (レス) id: 5ad2d14ece (このIDを非表示/違反報告)
うまうま@馬犬さんに憧れて - もう……ほんとすきぃ……。とうとい、d(^q^).｡o(マジ尊い)いつも更新楽しみにしてます。前まではなんか緊張してコメントできなかったんですけど、頑張りました！続き待ってます。 (2019年7月25日 16時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
さとりぐ(プロフ) - あまああああああああああああああああああ死ぬ (2019年7月22日 11時) (レス) id: 87b309d9ee (このIDを非表示/違反報告)
パンバーガー - 二人がめっちゃ可愛いです！無理をしない程度の更新をしてくださいね！ (2019年7月21日 7時) (レス) id: e168a05c5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しそし | 作成日時：2019年7月18日 19時
