79*キング・クリムゾン ページ25
「ディアボロさん…ふふ、くすぐったい」
「ああ、髪の毛がかかってしまうな、邪魔か？」
「……全然。ディアボロさんの髪、大好きです」
兎に角ひたすらに幸せでしょうがない。気持ち良さと愛おしさでどうにかなってしまいそうだ。ゆっくりと時間をかけて愛でられ、全身を彼に触れられると、私は身震いする
「…ディアボロさん」
「分かっている、大丈夫だ……ほら、A、オレの背に手を回せ…」
「ん…はい…。あの……痛がってても、やめないでください…」
「……しかし」
「大丈夫、です、止めないで欲しいんです…」
「…分かった、オレも可能な限りは優しくすると誓おう…。A……」
「……ふふ、好きです、ディアボロさん」
「…ああ、好きだ、A…」
流石にやっぱり痛みもなく、なんてことは出来なかったけど、それ以上に、彼と繋がれたことが嬉しくて、ちょっと泣きながら笑った
「嬉しい、なあ、ディアボロさん……あったかい」
「ああ……っ、そうだな…A、好きだ」
「私も、好きです、ディアボロさん……もう、」
私は彼の頬を手で包み込んでキスをした。ゆっくりと律動を始める彼に、ただただ愛おしさを感じながら、私は彼と初めてのその行為に溺れた
……
「ふふ、ディアボロさん、優しくしてくれて嬉しかったなあ」
「……痛くなかったか？」
「痛いですよ、痛いんですけど…ディアボロさんが好き過ぎて全然平気でしたよ」
「…無理をさせたな、水を取ってくる、少し待って…」
私はベッドから出ようとする彼を必死に留めた。離れたくないよお〜…男性的には多分あんまりベタベタしたくないんだろうけど……今どうしても行って欲しくない。泣きそうになるから
「やだ〜……ボス、行かないで〜…」
「……全く、お前は本当にオレの心を乱してくれるな」
「…今すっごい一緒にいたいんです…水とか要らないから抱きしめてください…」
「ああ、オレもだ。好きだぞ、A」
ボスは私の頭へ優しく口付けると、そっと私を抱きしめてくれた。嬉し過ぎて死にそう
「えへェ……ボス、愛してます…」
「……ああ、オレもだ、A」
うっとりと夢の世界へと誘われる私を、優しく微笑んで隣にいてくれるボスに、最後まで愛しさだけを抱いていた。もはや夢の中へ入り込む瞬間は、認識などできなかった
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レイ - ディアボロ大好きなんで読んでてすごく幸せになりました...ありがとうございます、応援してますッ(*`ω´*)ゞ (2019年7月29日 3時) (
レス) id: 8c2c39cf4c (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 今日の朝からぶっ通しで読んでました！ほんとに最高です、読んでいるこっちまで幸せな気持ちになれました！ありがとうございます！！ (2019年7月28日 12時) (レス) id: 5ad2d14ece (このIDを非表示/違反報告)
うまうま@馬犬さんに憧れて - もう……ほんとすきぃ……。とうとい、d(^q^).｡o(マジ尊い)いつも更新楽しみにしてます。前まではなんか緊張してコメントできなかったんですけど、頑張りました！続き待ってます。 (2019年7月25日 16時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
さとりぐ(プロフ) - あまああああああああああああああああああ死ぬ (2019年7月22日 11時) (レス) id: 87b309d9ee (このIDを非表示/違反報告)
パンバーガー - 二人がめっちゃ可愛いです！無理をしない程度の更新をしてくださいね！ (2019年7月21日 7時) (レス) id: e168a05c5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しそし | 作成日時：2019年7月18日 19時
