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「ボス、ベッド整えてみたんですけどどうですかね？」
お風呂上がりでいい香りのするボスにちょっとクラクラしつつも、私は部屋を見てみるよう催促する
「ああ、問題なさそうだな。ありがとう」
「いいえ。でもいいお部屋になりましたね、ちょっと羨ましいなあ〜」
素直にそう思った事を述べると、ボスはフカフカのマットレスに腰掛け、私を手招きする。座って良いの？と嬉しくなりながら私は隣に腰掛けた
「いいなあ、綺麗でおっきいベッド。気持ち良さそう」
「寝てみるか？」
「え！いいんですか！ああ…でもボスのベッドだから一番はボスじゃないと」
ボスはゆっくりと足を上げて、真っ白なシーツの上にすっぴんのパジャマ姿で横たわる。オシャレだ、めちゃくちゃ絵になる。しかし真横で横になってる人がいるというのはちょっと気恥ずかしい。私はすぐに目を逸らした
「ほら、寝るんだろう？」
「え、ええ〜…一緒に横に？マジで？あ〜……失礼します」
どうしようかと悩みつつも、ゆっくりとなるべく体重を感じさせないようにノロノロ横たわっていく。最終的に身体の力を全部抜くと……ああ、これは素晴らしい…私もマットレス同じのに変えようかな…
「気持ちいい〜……ここで寝たい…」
「ああ、一緒に寝よう」
「……え、そっちの意味？」
一回横になってみる？の寝てみるか？だと思っていたのだが、マジで？ちょっと
「お前がそうしたいというのなら…オレは構わんが？」
「ええ〜…！えっと……うーん…じゃあ…」
今日だけ、一緒に寝てみたい。小さく呟くと、ボスは私の頬にそっと口付けた。彼の後ろではキング・クリムゾンが静かに間接照明を消して、カチャカチャと目覚まし時計を弄っている
「……ボス」
真っ暗な部屋の中で、手探りに彼の顔を探り当てると、私は少し顔を近づけて、彼の頬の片方にだけ、ゆっくりと少し長くキスをした。やばい、眠れるかな
「……」
「わ、ちょ……」
ボスは私の背中に腕を回し、そのままギュ、と私を抱きしめる。私はこの心臓の音が彼に伝わっちゃいないかと焦った。そしてボスは小さく耳元で私に囁いた
「良い夢を」
「ん……！？」
めちゃくちゃこそばゆい。私は耐えきれずにボスの背中に力一杯手を回した。そのまま私たちは抱き合って夜を過ごした。語弊を招く、ぎゅっとしたまま私だけ眠ることができずにじっとしてた。やばかった。
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レイ - ディアボロ大好きなんで読んでてすごく幸せになりました...ありがとうございます、応援してますッ(*`ω´*)ゞ (2019年7月29日 3時) (
レス) id: 8c2c39cf4c (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 今日の朝からぶっ通しで読んでました！ほんとに最高です、読んでいるこっちまで幸せな気持ちになれました！ありがとうございます！！ (2019年7月28日 12時) (レス) id: 5ad2d14ece (このIDを非表示/違反報告)
うまうま@馬犬さんに憧れて - もう……ほんとすきぃ……。とうとい、d(^q^).｡o(マジ尊い)いつも更新楽しみにしてます。前まではなんか緊張してコメントできなかったんですけど、頑張りました！続き待ってます。 (2019年7月25日 16時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
さとりぐ(プロフ) - あまああああああああああああああああああ死ぬ (2019年7月22日 11時) (レス) id: 87b309d9ee (このIDを非表示/違反報告)
パンバーガー - 二人がめっちゃ可愛いです！無理をしない程度の更新をしてくださいね！ (2019年7月21日 7時) (レス) id: e168a05c5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しそし | 作成日時：2019年7月18日 19時
