壁外調査へ ページ25
「 進めー！！ 」
大きな叫びと兵士の雄叫びが響く。耳が痛くなりそうだが、我慢して馬を走らせる。
門をくぐった先、私は目を見開いた。
こんなに綺麗な空を見たのは初めてだ。
「……………綺麗…」
日光を浴びるのがこれほど気持ちのいいことだなんて、思ってもいなかった。馬が走っている為、顔にぶつかる風も爽やか。
「A！」
ナナバが私の名前を呼び、はっと思い返す。右翼索敵だ。私の配属場所に行かないと。
馬に少し打撃を与えて走らせる。スピードを上げた馬は、そのまま真っ直ぐ右方向に進路を変えた。
既に索敵陣形が展開されているからか、着いたところに兵士はあまり見えなかった。少し進んでいくと、前線の兵士達が私を見た。
驚いた顔をしている。
見ず知らずの所からいきなり来たらそうなるのは当たり前だろう。だが団長さんに何かを聞かされているのか、特に何も言われなかった。『集中すべき』が違うからだろう。
門をくぐって数十分。一人が煙弾を撃った。空高くまで煙が昇る。あの色は……通常種の巨人か。
「戦闘開始！」
一人の兵士が叫ぶと、他の兵士達も見えかけた巨人に向かって飛んでいった。私もそれに着いていく。
………こんなに大きいのか、巨人は。
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シグ - ありがとうございます！大体恋愛ものが人気らしいので「これは大丈夫なのか…？」と思うのですが、、、とても嬉しいです！頑張ります！ (2018年3月20日 16時) (
レス) id: 97e2b18ddc (このIDを非表示/違反報告)
kaya - 私は結構シリアス好きなので、この作品好きです！リヴァイの相棒、っていう立ち位置も好きです。更新頑張って下さい。楽しみに待ってます！ (2018年3月19日 17時) (レス) id: 26b0885e3b (このIDを非表示/違反報告)
シグ - ありがとうございます!これからさらに亀スピード更新になると思いますが頑張ります。コメントありがとうございました! (2018年3月17日 16時) (レス) id: 7881ae9fa9 (このIDを非表示/違反報告)
佰 - すごい面白いですね！続きが気になります！これからも更新頑張ってください！楽しみにしています！ (2018年3月14日 14時) (レス) id: e1e57bb127 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シグ | 作成日時：2018年3月8日 23時
