羅生門と虎と最後の大君2 ページ18
ガコン、という音と共に、貨物用
「終着点へようこそ。決戦場へ案内しよう」
フィッツの後に続いて降り立ったのは、白鯨の背中の上。
そこには既に、神威と星海坊主が居た。
残り時間は10分程。それを過ぎれば、フィッツの持つ端末でさえ、降下を止められなくなる。
「成金背広。貴様程の強者を倒せば、僕も弱者ではなくなるか?」
「保証しよう」
「ならば、この身が幾つ砕けようと、惜しくはない」
芥川の身を、黒布が覆っていく。
羅生門___
異能で身体を強制操作し、通常ではありえない動きを可能にする。
敦も異能を使い、手足を虎に変化させ、フィッツに飛びかかる。
「邪魔をするな人虎!」
「お前こそ邪魔するな!」
敦がフィッツを殴ろうとすれば、横から芥川が入り込んで攻撃を放つ。敦も負けじと2人の間に割り込もうとしていく。
「面白い」
ふと、フィッツが呟いた。
「君達は実に似た者同士だ」
その言葉を聞き、2人は反射的に言葉を返す。
「こんな奴と」
「一緒に」
「「するな!」」
同時に放たれた攻撃が、フィッツを吹き飛ばした。
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風寧 - 銀桜さん» ありがとうございます!双黒メインの回ですが誰かしら出したくて。銀魂にも「コンビ」は沢山あるので誰にしようか迷いました笑。これからもよろしくお願い致します! (2019年12月6日 22時) (レス) id: 541cd41ce9 (このIDを非表示/違反報告)
銀桜(プロフ) - 続編おめでとうございます! ここでまさかの土方さんが参戦ですか…!続きが楽しみです! (2019年12月6日 21時) (レス) id: 1194b2a018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風寧 | 作成日時:2019年12月6日 19時