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「夏休み入ったらすぐ向こうに行くから。
とももそのつもりにしといて」
「嫌や言うてるやんっ。
俺の人生まで勝手に決めんなやっ」
お母さんに、
こんなキツイ言い方すんの、
初めてやった。
お母さん、しばらく呆気に取られてたけど・・・
「とも。
でも、重岡くんと離れるいいチャンスやて、
お母さん、思うねん。
もうあの子と関わらん方がええ。
お母さん、ともには、
前みたいに、
普通に女の子とお付き合いして欲しい」
もっと、無神経な言葉、投げかけてきた。
ずっとずっと大人の都合に振り回される事に我慢してた。
けど、たった今、俺の容量超えたん、
はっきり感じた。
必死で堰き止めてた感情が溢れ出す。
「やからっ、
なんでお母さんに指図されなあかんねん。
俺は恋愛相手ぐらい、自分で決める」
冷たく言い放って、家を出た。
傷付けたん分かってるけど、
後悔なんかしてへん。
お父さんもお母さんも、
俺のこと、散々、傷付けてきたやんか。
愛情もらってるんは分かってる。
そやけど、
もっと俺のこと、理解しようとしてくれてもええやん・・・
海辺の小屋に辿り着いて。
朽ちかけた扉を開くと、
ギィーっと嫌な音を立てた。
「とも。遅かったな。
・・・どうした？
なんかあった？」
「大毅・・・」
大毅の優しい声聞いたら。
張り詰めた糸がプツンと切れた。
「どうした？
とも。おいで。
泣いてええから」
長い腕広げて、俺を包み込んでくれる。
この世で、俺の味方は大毅だけ。
そんな気持ちになる。
「大毅、キスして」
「ほんま、どうしてんな。
そんな素直なって」
「ええやんか。たまには」
「うん。
いつでも大歓迎やで」
大毅が、泣き出しそうな俺の頬を包んで。
優しくキスしてくれる。
それじゃ、物足りひんかって。
もっと、もっと、って・・・
恥ずかしいぐらい、ねだってまう。
「甘えたさんやなあ。ともは」
「あかんの？」
「嬉しいけど。
正直、限界。
も、押し倒してまいそうやから、」
「押し倒したらええやん」
「とも？何言うてんの？」
大毅、驚いた顔してる。
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りっつ(プロフ) - 赤くんへ！私は緑大好き人間ですが、視点は赤くん側ですねー、だって緑ちゃん可愛いんだもん！好きになってしまうよなぁ (2021年1月31日 9時) (
レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 私だったら姉でも妹でも全力で歓迎するのになあ、、（おい腐女子め） (2021年1月30日 22時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 神ちゃんの冷酷な顔が目に浮かぶ、、怖い、、好き、、 (2021年1月30日 11時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
りっつ(プロフ) - うーん、なんというか、可愛く居ろうとは一切してないのにむしろ男らしく居ろうとしてるタイプなのに、どーしても可愛いくてそれを拾ってしまうファンや赤くんみたいな犠牲者続出という不思議なんですよ、やはり上手く語れんとにかくきゅんきゅんじゃ！失礼しました (2021年1月30日 6時) (レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
りっつ(プロフ) - 度々しつれいします。緑ちゃんて我々に見せる姿はぶりっ子と違うのににじみ出る可愛らしさが拭えないって感じするのですよね、その悶絶キャラが遺憾無く反映されてる様にキュンキュンしています！傑作にも程があると思います！大好き！ (2021年1月30日 6時) (レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2021年1月24日 19時
