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「大毅は俺が欲しないん？」
この小屋で何回会うても、
大毅、キス以上のこと、してくれへん。
高校生やからあかんて、
今更、言い出してさ。
結構、意志、固いねんな・・・
俺は寂しい。
寂しくて、離れてる時も大毅のことばっかり考えて。
たった２回だけ触れ合うた、
朧気な頼りない記憶に頼って・・・
「欲しいに決まってるやん。
けど、俺ら高校生やし。
卒業するまで待ってる」
また、大毅のお利口さん発言や。
焦ったくて泣きたくなる。
卒業までなんか待たれへん。
俺、夏休みには、ここを出てかなあかんのに。
「・・・俺は嫌や。
そんなん嫌。
今すぐ大毅のものになりたい」
「とも？
どうしたん？急に」
「俺は大毅のもんって、ちゃんと感じたい。
気持ちだけやなくて、身体も繋がりたいねん」
めちゃめちゃ、恥ずいこと、言うてもうた。
「とも・・・」
大毅の喉仏がごくんって動いた。
「変なこと言うた。ごめん。忘れて」
慌てて否定して、
大毅の胸押して、離れようとした時。
強い力で両肩掴まれて。
あっと思う間もなく、
板間のい草の上に押し倒されてた。
「ともは分かってへんけど。
俺かて、めちゃめちゃ我慢してるねんで」
真上から怖いほど真っ直ぐな視線に晒される。
やり場のない気持ち、
俺にぶつけてるみたいに、聞こえた。
「やから、なんで我慢なんかするん？」
「高校生やから」
「高校生は誰かを本気で好きになったらあかんの？」
「・・・わけ、ない」
聞き取られへんかって。
「え？」
聞き返した時に、
「あかんわけないよな」
大毅が、もう一度、はっきりとした声で呟いた。
「とものこと、大好きや。
ほんまは、欲しくて欲しくて、
頭おかしくなりそうやねん」
「大毅・・・」
「最後までしたい。
ともを俺だけのもんにしたい。
あかんの、分かってても・・・」
「ええよ。
大毅の好きにして」
春休みに、神戸で、
大毅と愛し合うために必要なもん、買うて来てん。
めっちゃ勇気いってんで。
あん時、大毅、めっちゃ驚いてたな。
そんで、家に置いといたら、
家族にバレるかもやし。
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りっつ(プロフ) - 赤くんへ！私は緑大好き人間ですが、視点は赤くん側ですねー、だって緑ちゃん可愛いんだもん！好きになってしまうよなぁ (2021年1月31日 9時) (
レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 私だったら姉でも妹でも全力で歓迎するのになあ、、（おい腐女子め） (2021年1月30日 22時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 神ちゃんの冷酷な顔が目に浮かぶ、、怖い、、好き、、 (2021年1月30日 11時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
りっつ(プロフ) - うーん、なんというか、可愛く居ろうとは一切してないのにむしろ男らしく居ろうとしてるタイプなのに、どーしても可愛いくてそれを拾ってしまうファンや赤くんみたいな犠牲者続出という不思議なんですよ、やはり上手く語れんとにかくきゅんきゅんじゃ！失礼しました (2021年1月30日 6時) (レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
りっつ(プロフ) - 度々しつれいします。緑ちゃんて我々に見せる姿はぶりっ子と違うのににじみ出る可愛らしさが拭えないって感じするのですよね、その悶絶キャラが遺憾無く反映されてる様にキュンキュンしています！傑作にも程があると思います！大好き！ (2021年1月30日 6時) (レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2021年1月24日 19時
