【銀魂】彼がなかなか振り向いてくれない ２ 【沖田総悟】

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銀時side





「ん、ちょっと待って総太郎君



この道さっきも通らなかったっけ




俺の勘違いだよね？



頼むからそう言って、ねぇ」



明らかに見たことあるんだけどここ





「...総悟でさァ


そうでしたっけ？」





ていうかずっとここら辺を
グルグル回ってる気がするんだけど




「全く...白い粉ばっか食ってるから

錯覚でも見えてるんだろうよ」



「白い粉って言い方止めろ！


砂糖って言えや

怪しい物に聞こえるだろ！！



でもそうだよね

これは錯覚だよね」




煙草咥えて走ってるこいつも
冷や汗かいてんの見えてるんだけど



絶対焦ってるよこれ

ダメだ完全に同じこと考えてる顔だ




すると俺の横を走っていた奴が立ち止まる





「銀ちゃん...」







おい神楽それ以上は言うな









「私ら完全に迷ってるアル」







言ったぁあああああ




言いやがったこいつ






野郎が必死に現実逃避してたのに






現実突きつけやがったぁあああああああああああ！



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