【銀魂】彼がなかなか振り向いてくれない ２ 【沖田総悟】

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夢主side




『神妙にお縄に着きやがれ！！！』



私が出たのと同時に新八くんと山崎さんは敵を振り払いバズーカを構える



「「ドォオオオオン」」



...何の躊躇もなく撃った





「「「何だあいつ！


引っ捕らえろ！！」」」




うわー


すごい形相の敵さんがこっちに向かって来る




久しぶりに沖田君を見て舞い上がってたのに



とりあえず肩に担いでいるバズーカを撃つ




『私と沖田君のぱーりーを邪魔しないで貰えますか』




「そんなもん


俺がぶち壊してやらァ」




そう言いながら私が処理しきれなかった敵さんたちを斬っていく沖田君




『そこまでして私と早くあんなことやこんなことがした「くねェ」




...ですよね





もう何度目か分からない私の告白は



相変わらず断られた




最初はちゃんと数えてたんだけどな...






「おいそこイチャつくなー」




『イチャついてるっていうか



愛し合ってるんですよ！』



天パは何も分かってないなー




「...てめェら絶対切腹してやる」



「こいつと一緒とか嫌だよ！」



『お墓は沖田君と一緒の場所にしてね



土の中で待ってるよ...』



沖田君と眠れるなら本望さ




「気色悪ィ！


俺はそんな所入りやせんよ」




『いいじゃないかﾀﾋんだ後ぐらい！』



「ぐらいじゃねェ！！」




『...』




ふとこの状況を冷静に考えてみる




「ん？」




目の前でしかめっ面をしている彼はとてもかっこいい




「何でィ」




顔だけじゃなくて




何かを護る彼も



ドSな彼も



強い彼も



子供な彼も



上司の命を狙う彼も



血にまみれた彼も




全部...全部......

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