【銀魂】彼がなかなか振り向いてくれない ２ 【沖田総悟】

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沖田side



さっきの声




それは間違いなく
俺ら4人から発せられたものではない




ならば...




「敵襲だよこれ...」



「お前らがモタモタしてっからだぞ」



「うるさい黙ってろヨロシ」



いいぞチャイナもっといけ




「俺の扱い酷すぎるんだよ！


ここ何でツッコミが居ないんだ！？」




「土方さんはハズレくじ引くって言うのが
お決まりでさァ」



「いつの間にそんな決まり出来てたの！？


ていうかその大半はお前が仕組んでるんだろうが！」



「あ、バレました？」




「そこは否定しろよ！


俺知らない間に隣でずっと呪いかけられてたのか！？


そんなの教会もお手上げだな！！」



「教会は土方さんみたいな不浄な奴は入れませんよ」



「なんでお祓いする前から願い下げられてんだ！！」





そんな言い合いしている間に
敵は距離を詰めて来る



面倒臭いな...本当に......




とりあえずバズーカをぶっ放す




「なっ！」





結構蹴散らしたかなと思ったけれど

まだ後ろには大群がゾロゾロと待ち構えている




「忙しくなりそうだな...」



「後で酢昆布奢れよ」



「ったく、マヨネーズもだぞ総悟」


何で俺なんだ




「どっちも買いやせん」







我ながらバカな話だが






この3人になら背中を預けられてしまう









敵が来る前の土方の台詞、

最後まで言われなくて良かったなとか
思いながら








俺は奴らの中に突っ込んだ




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