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36話 ページ38

『...私は何も変わってないよ』



震える声で手をぎゅっと握りしめる。



『自分でなんとかするし、大丈夫だから』



こんな言い争い何もいいことなんてないのに。



『口出さないで』



そう言い放つと、みんなは目を見開いた。
ああ、早くこの場から逃げたい。



こんな私なんか見せたくないのに。



「Aはソロで活動してるわけやないのに

それはおかしいんちゃう?」



ジェルくんは悲しげに聞いてきた。
ぎゅぅと胸が苦しくなる。



「そうだよ、Aも落ち着いて」



「...前のお前の方がよかったわ」



そうころちゃんは言ってリビングから出ていった。





頭が真っ白になって、手が震えた。





あれ、私今頑張ってないのかな
昔より成長してなかったんだ



「A、」



『...ごめん』



ぼろぼろと涙が床に落ちる。
私を呼んだるぅとに困ったように笑い
そのままリビングを出た。






涙を拭きながら階段を上がっていくと、
配信を終えた莉犬がいた。



「え、Aどうしたの」



私は返す言葉もなく、
部屋に駆け込んだ。









早く抜けてください。







そう書かれた何枚もの手紙を床にばらまいた。
東京のときの入っていた手紙だ。



自分の不要さに思わず乾き笑いが出た。
それとともに流れた涙が手紙を濡らした。

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藤雪(プロフ) - あ、めっちゃ好きです。はい。すみません語彙力消え失せました。続き楽しみに待ってます。 (2020年7月29日 0時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(2せい) - ううぅ・・・切ない。 (2019年8月23日 17時) (レス) id: 0ed3f31115 (このIDを非表示/違反報告)
運子 - 気持ち悪い画像を想像したら。。。( ・_・)これからもがんばってください! (2019年8月11日 1時) (レス) id: 794c83e2e4 (このIDを非表示/違反報告)
ろっと - 更新楽しみに待ってまーす 気持ち悪い画像が分からなくて自分のバかさが。。。。。。教えて (2019年1月12日 17時) (レス) id: 9921b601f6 (このIDを非表示/違反報告)
まーぬ - めっちゃ続き気になります(´;ω;`)待ってます!更新頑張ってください! (2018年12月16日 7時) (レス) id: 57db06edbf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シルア | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年9月2日 3時

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