真実と思い ページ33
リリリリ...
翼禍ことブラックニアデスジャックのパーカーのポケットから電話の着信音が聞こえた
「電話だからちょっと待っといて」
彼女はトイレの一室に駆け込み電話に出る
「もしもし?」
「翼禍か?」
「あっお兄ちゃん、どうしたの?」
電話の主は翼禍の兄の月であった
「今日跳姫と一緒に父さんと母さん迎えに行って食事会あるんだけど行くか?」
「私は行かないな」
「そうか、んじゃバイバイ」
そして電話を切られた、彼女は終わるとすぐにスマホの電卓アプリを立ち上げた、どうやら稼いだ金額の計算をするようだ
「えっと今までの金額と今回の大会の賞金と依頼料を合わせたら...あっ」
その金額は翼禍が集めていた兄の友人である早季の中絶代の1200万円だった、彼女は少し考えた、このままだと暗殺をやめなきゃいけなかった
「どうしよう...これじゃあ私
ただの若年出産の子になるよ...」
そう、彼女は実は昔月と跳姫が作った子だった、それが原因で跳姫は外国へ行き月と離れ離れになっていた、つまり月は実の父、跳姫は実の母、両親は祖父母で彼女はそれを知っていた
その時、彼女はふとこの前のことを思い出した
数日前
「ただいま...」
翼禍はいつも通りゲーセンでゲームをしてから帰って来ていた、すると向こうの部屋から何か物音がして翼禍はその部屋を開けると
「あっ翼禍、おかえり!」
その姿は一部が銀混じりの黒髪になっていた早季だった
「早季さん、それは?」
「あぁ、髪を染めていたんだけどめんどくさくなってきたから金髪に戻してるの」
「ふーん」
彼女はそれで思い出した、銀混じりの黒髪、赤と青のオッドアイ、そして彼女の思考は早季が最斗の探していた妹の早音という事が分かった
「しまった!」
彼女は思った、もしその事を言えば孕ませた兄が最斗に殺されると、それで彼女は黙る事を決めた、しかし
早音の幸せと最斗の幸せの為にはどうかと、そして集め終わった自分はどうすればいいのかと
4人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゲームセンターの右利き(プロフ) - 更新しました (2018年10月4日 16時) (レス) id: a195e655bb (このIDを非表示/違反報告)
ゲームセンターの右利き(プロフ) - 更新します (2018年10月3日 22時) (レス) id: a195e655bb (このIDを非表示/違反報告)
ゲームセンターの右利き(プロフ) - 最近更新されて無いな(´;ω;`) (2018年10月3日 22時) (レス) id: a195e655bb (このIDを非表示/違反報告)
ゲームセンターの右利き(プロフ) - 更新終わりました! (2018年6月21日 17時) (レス) id: d3506cc5fd (このIDを非表示/違反報告)
ゲームセンターの右利き(プロフ) - 更新します! (2018年6月21日 17時) (レス) id: d3506cc5fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:主催者ゲームセンターの右利き・参加者全員(SHEI☆、ゆずぽん、(新!)ひよウニ、) x他3人 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/7OzNV5SdksSA8JE?s=17
作成日時:2018年1月22日 8時