【小説版】悲劇のブラックスワン

零時の選択 ページ28

「やめない」
「！？」

愛那の答えに桜花は驚いていた、しかし愛那は口を動かして話す

「だって私はずっと一緒がいいの、このように話し合えるのも暗殺者になったから、だから一緒に共に暗殺を続ける。」
「...本当にそれでいいの？」
「うん、だって、せっかく仲間になれたんだもん、それに、私はもう怖くないの、最初は暗殺者になるのが怖かったし人間関係も上手くできるか不安だった、でも今は大丈夫、だから、ずっと続ける。」
「...そうですか」
「それに、私の復讐はまだ終わって無いから」
「えっ？」

愛那は確かにそう言った

「私の復讐は、私の痛めつけ無視し暴言を吐き濡れ衣を着させたあのクズ共を全員一掃させる事、だからまだ終わって無い」
「...分かった、これからもよろしくね」
「うん」

愛那の目的は実は同学年のいじめに参加した奴ら全員殺害する事だった、愛那は別に殺人衝動に呑まれてはいない、ただ愛那にとって許せなかっただけ、愛那は重度の人嫌いになっていた








桜吹雪が舞う中、愛那は静かに告げる

「私はただ周りに復讐するだけだから」
「...」
「まぁとりあえず帰ろう」
「そうね、さよなら」
「バイバイ」

愛那は静かに夜道を歩いていた、そしていつのまにか家につく、そのまま帰ると親は寝た頃だ、服を着替え体を洗っていた

「(桜ちゃん、私頑張るから)




その一瞬、彼女が彼女で無くなったような気がした

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