【WT】額縁に白を塗って【軍パロ】 (ページ26)

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きんとき様の部屋のドアを閉める

ぶるーく様の部屋、きんとき様の部屋、と回ってきたので次はシャークん様の部屋に向かおうと足を進めた

ぶるーく様に復帰の事を報告すると、予想通り大袈裟なくらい喜んで抱きつかれた

br「やっとじゃん〜、、ほんとに長すぎ！！」

うわーん、と涙ながらに中々離れてくれないぶるーく様に困惑しながらも何とか脱出する

部屋を去る間際にぶるーく様にお祝いのキスする？なんて笑いながら言われたが、完全無視してきた

その次にきんとき様の部屋に行くと良かったね、とだけ初めに短く言われた

kn「じゃあこれからは書類届けなくていいのかな？」

『はい、今までご迷惑おかけしました』

気にしないでと言うきんとき様を見て申し訳なさでいっぱいになっていると、大きな手が頭に載せられた

kn「お疲れ様」

『…疲れてますか？』

いつもはしないような行動に驚きそんな言葉をかけると、不機嫌そうに顔を歪めた

kn「俺だって人の心あるんだからね？」

『なるほど、一応あるんですね』

kn「え？」

『あ』

…危機一髪だったが何とか部屋を出る事が出来た

昔の私だったら即首打ちだったと考えると、真面目に書類をやってきて良かったと心の底から思った

￣

シャークん様の部屋の前に着き、ノックする

暫くするとゆっくりと扉が開いた

sh「…お、来たか」

まるで私が来るのを知っていたような口ぶりに違和感を覚えながらも、部屋に入れてもらう

久しぶりの部屋にどこか懐かしさを感じた

『無事今日から復帰することになりました』

sh「おー、やっと」

『なので今日から専属として働かしてもらいます』

sh「うん、よろしく」

『お願いします』

お辞儀をすると何でそんなに固いの、と笑われてしまった

『今日から従順なロボットとして働きますので』

sh「そうなの？じゃあ何でもしてくれんのか」

『…それは無いですね』

sh「それは無いんだ」

そう言って笑うシャークん様を眺めていると、突然思い出したように話し出した

sh「そういや覚えてた？来週なかむとお茶会あるからお菓子頼んだと思うんだけど…」

『はい、今日から練習します』

そう伝えるとよろしく、と短く頼まれる