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城に無事帰宅し、医務室まで歩く




br「たっだいま〜」




弾んだ声でそう言いながら扉を開けるぶるーく様




br「あ、誰もいなかった笑」



『きりやん様自室ですかね?』





かなぁ、と呟きながらベッドの横に持ってくれていた荷物を置いてくれるぶるーく様





br「そういえばあと何日で復活なの〜?」



『6日です』



もうすぐだ〜、と嬉しそうに言ってくれる彼を見て頬が緩んでいるのを感じる


あと6日でやっとシャークん様の専属に全うする事が出来る





br「今日の感じだともう大丈夫そうだけどね〜…?」


『ですよね、私も思います』




br「まぁ念には念を!ってことよね」





そう言うと、扉へと歩いていくぶるーく様





『帰られますか?』



br「きりやん帰ってくるまで居たいけど、書類1個もやってないんだよね〜…アハハ、、」





そんな焦りの混ざったぶるーく様の乾いた笑いを聞きながら、疑問が浮かぶ




『今日も書類あるんですか?私貰ってないのですが…』


br「ううん、昨日出さなかったやつ」





『…それ今日出さなかったらまずいですよね』






まじでそう、と真顔で強く頷くぶるーく様を見ていると本当に呑気な人だなと再確認させられる




br「て事で帰るね!今日はありがとね〜!」



『ありがとうございました、楽しかったです』





手をひらひらと振りながら医務室を出ていくぶるーく様の背中を見つめる





きんとき様という方が居ながら、書類をやらないなんて逆に凄い。良い意味ではないが


ぶるーく様の根性の強さに驚きながら、ベッドに座ってきりやん様が来るのを待つ






とりあえず何事も無く帰ってきた事は伝えなければ





そう考えていた直後、医務室の扉が開いた





kr「…あ、」



『ただいまです』





珈琲を片手に医務室に入ってきたきりやん様に声をかける






kr「帰ってきてたんだ、」


『はい。丁度今です』




お疲れ様、と言いながら向かいのベッドに座るきりやん様





kr「どうだった?外は」


『楽しかったですね、』



kr「それは何より」






久しぶりのご飯も普通に食べれた?ときりやん様の質問にしっかり頷く





『はい、食べれました』



kr「良かった良かった、しばらく点滴だったもんね〜…」





確かに久しぶりに食事をしたな、と考える

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作者名:ゆり | 作成日時:2023年4月29日 22時

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