4.戦闘 ページ5
愛馬から降りて少し離れさせ、戦闘体制をとる。
見た感じ、5人くらいだろうか。
ここで時間を潰すと後が大変なので早く終わらせたいところだが、上手くいくだろうか。
「後悔したくないなら今のうちだぜ」
『あぁ、良さげな荷物持ってたらこんな事にならなかっただろうとすでに後悔しているが、仕方ない』
「随分余裕そうだなぁ！？」
山賊が2人襲いかかってきた。迫り来る相手を見極めさっと避ける。手刀を首に入れ気絶させ、唖然するもう1人も倒す。これで2人片付けた。
「っ！クソがぁｯ！」
見ていた残りの3人が来た。
流石に3人来るとやりづらい。1人の腕を掴み、2人に向かって投げる。倒れた人間の塊を気絶させ、襲ってこないのを確認して愛馬に乗る。
『返り血なんて服に付けられないだろ、怪しまれたらどうするんだ』
そう呟き自分の持つ武器を見た。
『…山賊以外に襲ってくる奴は多分いないか』
決して山賊の為とは思っていないが武器はもう必要ないと考えて置いていく事にし、さっさと山を降りた。
山の麓まで来た。
城下町のようなところが遠くに見える。あれがきっと我々国なのだろう。私の心の中はあちらで暮らす事の楽しみで一杯だった。
『目的地はもう目の前、あともう少しの辛抱だ』
そう言って愛馬を撫でる。それに答えるように「ﾋﾋﾝ！」と鳴くと元気に走り出した。
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素人 - 夜狐さん» 夜狐様 - 読んで下さり、本当にありがとうございます！ 不定期な更新で申し訳ありませんが、頑張りたいと思っていますので宜しくお願い致します！^^ (2018年1月21日 16時) (
レス) id: c1c814a0a0 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐 - 作品、見させて頂きました！戦闘シーン…とても良かったです！これからも更新頑張ってください♪ (2018年1月9日 14時) (レス) id: 51c7885456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：素人 | 作成日時：2017年12月5日 22時
