15.案内 ページ16
畑でひとらんらん様と話をしていたが
ht「ひとらんらん様って言いにくくない？ひとらんでいいよ」
と言われた。しかし「様」を外してしまうのも私が嫌なのでひとらん様と言わせていただく事にした。
その後、散歩もかねて城下町の案内される事になり、今に至る。
ht「Aさんは元からここに住んでる人？」
『いえ、引っ越して来たばかりです』
引っ越し、とういより裏切って抜け出したと言った方が正解だがそんなこと言える筈がない。前やっていたのがスパイだとか、暴力的な国にいたとか。
この国の幹部の人なら尚更だ。
ht「へぇ、そうなんだ。…ようこそ我々国へ」
『ありがとうございます』
そんな事を言い合っていると、ひとらん様が空を見て、もうこんな時間か、と呟く。同じように見上げると紫色の空に所々に星が見え始めていた。
『もう夜ですか…私、そろそろ帰りますね』
ht「そうだね。あ、Aさんの馬もしよかったら俺が預かろうか？馬小屋に待機させちゃってるでしょ？」
『いいんですか？とても助かります。あの子に伝えておいて下さい』
ht「分かった。それじゃあ、また」
『今日はありがとうございました。さようなら』
互いに違う方向に足を向け歩き出した。
ひとらん様に引っ越しと嘘をついてしまった。店員の人を含め、ここに来て2人目。この嘘が本当の事を言わないのも相手の為になり、自分の為にもなる…嘘だと思っていたい。別に悪気はないのだ。
ホテルで泊まろうと思い、色々な所を回るが満室が多く、泊まれるか心配になった。我々国は観光にも人気なのだろうか。この国に来てすぐにチェックインを済ませればよかったと思った。
沢山歩き探した結果、奇跡的に空いてる部屋があり、そこに泊めてもらうことにした。
因みに、寝た時間は次の日になる30分前だ。
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素人 - 夜狐さん» 夜狐様 - 読んで下さり、本当にありがとうございます！ 不定期な更新で申し訳ありませんが、頑張りたいと思っていますので宜しくお願い致します！^^ (2018年1月21日 16時) (
レス) id: c1c814a0a0 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐 - 作品、見させて頂きました！戦闘シーン…とても良かったです！これからも更新頑張ってください♪ (2018年1月9日 14時) (レス) id: 51c7885456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：素人 | 作成日時：2017年12月5日 22時
