12.意識 ページ13
ここはどこだろう。
私は確か、路地裏で意識を手放したはず。矢が刺さった腕がまだ痛む。
このふわふわとした感触はベットだろうか。…誰かが助けてくれたのか？
ゆっくり目を開けると、目の前に清潔な白衣を着た男らしき人が1人。
笑顔でこちらを見ていた。
sin「あ、目が覚めた！体の調子はどう？具合は悪くない？あ、体は起こしちゃ駄目だよ〜」
『あ、あぁ…腕はまだ痛むが、今のところ大丈夫だ』
sin「そっか、大丈夫そうでよかった〜。あ、自己紹介してないね。僕は我々国の軍医のしんぺい神って言うんだよ〜。気軽に呼んで〜」
『そうでしたか…無礼で申し訳ありません。助けてくれてありがとうございます、しんぺい神様。私はAと言います』
sin「あはは、そんな固くなくても、さっきみたいにしてていいのに〜。あ、そうそう…君を見付けてくれたひとらんらんって人が君の荷物を置いていったよ〜。君、男なんだね〜…あっ、何でもないよ〜。後、君の馬も馬小屋に連れていったみたい」
『そうですか…後でお礼をしに行きます』
sin「その点滴と輸血終わったら動いていいけど、それまで駄目だからね〜」
『はい、分かりました…』
丁寧で優しい軍医様だと、そう思った。
これが終わり次第、ひとらんらんと言う人を探してお礼しなければ。
そう考えながら点滴と輸血が終わるのを待った。
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素人 - 夜狐さん» 夜狐様 - 読んで下さり、本当にありがとうございます！ 不定期な更新で申し訳ありませんが、頑張りたいと思っていますので宜しくお願い致します！^^ (2018年1月21日 16時) (
レス) id: c1c814a0a0 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐 - 作品、見させて頂きました！戦闘シーン…とても良かったです！これからも更新頑張ってください♪ (2018年1月9日 14時) (レス) id: 51c7885456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：素人 | 作成日時：2017年12月5日 22時
