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････これは一体どういうことなのでしょう？
私はビシッと言ってやったはずだったのに、福富さんと金城先輩は私から顔を背けて震えていて、明らかに笑いを耐えている。
言われた横山さんからは『なんだこの可愛い生き物は･･･』と呟いたのが聞こえたけど、言われた本人に響かないのは問題が有り過ぎる。
荒北さんは･･･ポカンと口を開けて固まっていたけど、次の瞬間には何故か膝をついて片手で地面に手をついて、もう片方の手で顔を隠してガクリと崩れ落ちていた。
私、今世紀最大の頑張りを見せたはずだったんだけど･･･？
「お、お前〜〜〜･･･。いただきたいって何だよ･･･。いただきたいって･･･」
「え･･･？え･･･？あ、荒北さん？？だ、大丈夫ですかっ！？」
ガバリと顔を上げた荒北さんの顔は真っ赤に染まっていた。
荒北さんはムクリと起き上がったかと思うと、私の方までズンズンと歩いて来て、金城先輩と福富さんの間から顔を覗かせていた私を引っ張り出して、脇の下に手を入れられてひょいと持ち上げられた。
足はブラブラだ。
「お前は･･･っ！大丈夫かじゃネーヨ！！お前が大丈夫かよ！つーか！何だよっ。さっきの言ってやったぜ顔はよぉっ！？」
「ひぇっ！？え･･･？ええぇ･･･？」
どうやら私は何かおかしな事をやらかしてしまったらしい･･･のかな？
どうして荒北さんが真っ赤なお顔で怒鳴っているのかさっぱり分からない。
だって私はあの失礼な記者の横山さんにびしっと言ってやっただけなんだから。
「だってだって。そこの記者さんが失礼だったのです･･･。荒北さんはとってもいい人なのに、以前がほんのちょっぴり悪い子だったってだけで、いろいろ誤解するなんて良くないです」
「だぁかぁらぁぁぁっ！だってじゃねぇよ！そういう俺を美化すんのをやめれってーの！！」
「ええぇ･･･？美化ではありません。真実ですよ」
「もうテメーは黙ってろ！だあああああっ！もうっ！！」
荒北さんが叫んだところで、横山さんがクククと笑っていることに気づいた。
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» いつも嬉しいコメントをありがとうございます＾＾素敵なお言葉をたくさん頂けてモチベーションを保てています。本当に感謝感激です。今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします(*^^*) (2019年8月18日 1時) (
レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - これを見ると疲れが癒されます。姫ちゃん可愛すぎです! (2019年8月18日 1時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - 美月さん» 嬉しい感想ありがとうございます♪応援と温かいお言葉、とても励みになります＾＾今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします(*^^*) (2019年5月3日 10時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - はじめまして!第１期から見させてもらいました!もの凄く面白いです!過保護な自転車部員は見てて凄く楽しいです!この作品大大好きです！応援してます!! (2019年5月3日 9時) (レス) id: 001893ea4c (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - かあさん» 嬉しいコメントありがとうございます＾＾確かにベタですよね。ですがなかなか私好みの方向に行ってくれない終わり方の小説が多くて執筆し始めてしまいました（汗）自己満足な小説になってしまっていますが今後とも頑張りますのでお付き合いくださると嬉しいです＾＾ (2019年4月21日 7時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2019年1月25日 0時
