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対立 ページ6

「A!!」



聞き覚えのある声。
振り向くと、やっぱり真冬。



『なに、真冬。あんたも迷子?』



真冬に限ってそんなことありえないが、
嫌みっぽくそういう。


「そんなわけないだろ。Aと違って馬鹿じゃないから。」



何事もなかったように話している私たちを見て
横の美少年は目を丸くする。


「えっ、なになに。彼氏?もしかして俺邪魔した?!」


『あっ、違います、知らないです。知らない人です。』


「はっ?ちょっ、Aお前、、」



かなりムカついてる真冬。
いや、超ムカついてる。


「そっか、仲いいねー二人とも。」


「別に仲良くないです」


不満そうな顔をして美少年を睨みつける真冬。
うっわ、機嫌悪〜。


「もーそんな顔しないでよ。そういえば名前言ってなかったね。
俺一之瀬彼方。三年ね。」


突然の自己紹介!この人三年生だったのか、、


『Aです!A。一年です!!』


「うん、校舎で迷ってるくらいだから一年生だよね、、
Aちゃん、よろしくね。で、君は?」



「相川真冬です、、」


声のトーンが低い。
なんでそんな怒ってんの?彼方先輩はこんなにイケメンなのに!
あ、もう彼方先輩でいいよね。そう呼んでいいよね。


「あはは、そんな怒らないでよ、それとも、
そんなにAちゃんと話してほしくなかったの?」



そう先輩がからかうと真冬は目を見開いて否定する。


「そ、そんなわけないです!」



声でかっ。
いつもの私並み。


「顔赤くなってるけど、大丈夫?」


わー。意外に彼方先輩喧嘩腰〜。
さあどうする真冬選手。


「〜っ。もういいです。失礼します。」


『ごふっ。』


そういって真冬はネクタイを掴む。
ねえなんでいつもネクタイなの。
先輩の前でキモい声出たよ。

ねえ普通なら手引っ張るところだよね。


なんでネクタイ?!殺す気?!


真冬がネクタイを引っ張って彼方先輩から離されたと思ったら
今度は後ろの襟を捕まれひきずられる。



「あっ、じゃーねー」

おっと彼方先輩もお構いなし。
そうして先輩とは別れた。

そんなこんなで教室に戻ると、やっぱり皆既に座っていた。
時間ずらして入ろうとしたのに睨まれたから仕方なく同時に
入った。


やはり女子の目線が怖い。

それに、なんで真冬はこんなに機嫌が悪いんだろう。




今まで迷子になってもこんなに怒ったことはない気が、、、



いや怒ってたな。

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ちょこ - 終わってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます! (2020年7月20日 23時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
あゆたん - 好きぃぃぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!! (2019年8月29日 13時) (レス) id: 8c18e55f2e (このIDを非表示/違反報告)
シャケぽん - すきやわーーーー!! (2019年7月30日 2時) (レス) id: cb597fc79d (このIDを非表示/違反報告)
ぬぅ - え、イケメン(( ちょっと俺様でツンデレでもう最高です作者さん!!続き楽しみやなぁ〜〜 (2019年7月29日 23時) (レス) id: 03da11681d (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - 好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き← (2019年7月29日 20時) (レス) id: 16f9fe16fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空冬 | 作成日時:2019年7月22日 10時

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