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鬼ごっこ ページ12

『なんで待ってるのよ。』


玄関の前には真冬がいた。
相変わらず不機嫌そうな顔をしている。


「えっ、昨日言わなかった?Aがぼっちで登校するのが
かわいそうだから僕が仕方なく一緒に登校してあげてるんだけど。」


『いやあんたもぼっちじゃん。』


真冬が他の人と歩いてるところなんて殆ど見たことない。


「は?ぼっちじゃないけど?」


『じゃあ今日私走って登校したい気分だから
他の人と一緒に登校していいよ。』


じゃあねーと手を振ってから全速力で走り出す。

真冬なんて知らない。え?誰ですか?


「あっ、ちょっ。お前!」


真冬も物凄い勢いで追いかけて来る。


もうこれは登校じゃない。






鬼ごっこだ。




二人とも全速力。

やばい。追いつかれそう。



「あっ、相川くん!!」


おっ。真冬が立ち止まった

私も反射で立ち止まる。


私と真冬の間には数名の女子。


「昨日ずっと私話したいと思ってたの!」


「やっぱかっこいいね!」


「ねえいっつも一緒にいた女の子って誰?」


瞬時に囲まれる真冬。

もう顔はすでに真っ青。

「えっ、あっ、あはは、、、」




いや、あんなふうに女子に囲まれて苦笑いしてる
真冬って本当に面白いよね。


じゃあ、私はお先に〜


真冬に無言で手を振って歩き出す。



「あっ、ちょっと僕急いで、、、」


「えー。いいでしょ?一緒に行こう?」


両腕を二人の女子に捕まれ両側に抱き着かれる真冬。



いやーハーレムですな、真冬。結構結構。




普段私侮辱している罪を重んじるがいい!



なんてご機嫌のまま登校した。

うざい→←朝



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ちょこ - 終わってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます! (2020年7月20日 23時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
あゆたん - 好きぃぃぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!! (2019年8月29日 13時) (レス) id: 8c18e55f2e (このIDを非表示/違反報告)
シャケぽん - すきやわーーーー!! (2019年7月30日 2時) (レス) id: cb597fc79d (このIDを非表示/違反報告)
ぬぅ - え、イケメン(( ちょっと俺様でツンデレでもう最高です作者さん!!続き楽しみやなぁ〜〜 (2019年7月29日 23時) (レス) id: 03da11681d (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - 好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き← (2019年7月29日 20時) (レス) id: 16f9fe16fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空冬 | 作成日時:2019年7月22日 10時

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