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「いやっ、あの」
「A、いるんでしょう？出てこないとお友達が危ないですよ」
「エッ！？」
『います！いますから！！』
急いで床下から飛び出して鉢屋の前に立つ
姉さんはわかっていたかの様ににっこり笑った
「どういうことか説明してくれますよね？」
『「はい…」』
こうして俺たちは姉さんの前に正座して事のあらましを伝えた
「なるほどね。うん、よくできた変装だと思いますよ。実際私以外は大体騙せたのでしょう？しかし身内やプロの忍には無理がありましたね」
『やっぱりな』
「残念です」
「一般人の家庭なら身内でも騙せたでしょうね」
姉さんは口に手を当ててふふふと上品に笑った
まぁ、姉さんもプロくノ一目指してるもんな
変装くらい見破れるか…
「それにしても、風の噂が本当だったなんてね。姉さんは嬉しいですよ」
『え？何がですか…？』
「Aが鉢屋くんと仲良くしているという噂です。よかったですね、切磋琢磨できそうな鉢屋くんと仲良くなれて」
『ちょっ、と、姉さん！？』
何を言ってるんですか！？
「玖羅々先輩、どういうことですか？」
「この子、お手紙で近況報告を時々返してくれるのだけれど、お友達はどうですかって尋ねたら、『鉢屋の変装技術は眼を見張るもので、きっと俺では敵わないでしょう』って書いていたんですよ」
「…え」
「素直じゃないから、口には出したことないでしょうけどね。今のところあなただけですよ、この子がすごいと思っているのは」
確かに鉢屋の変装の才能と実力には敵わないと前から感じていたし
姉さんの手紙にも実際そう書いたのだ
でもどうして本人に暴露するんですか！！
「お前…」
『なんだよ…』
「…顔真っ赤だぞ」
自覚しているのに指摘されて更にカッと顔が熱くなる
自分のことは棚に上げやがって
『そっくりそのまま返してやる！俺の顔で変なニヤケ顔を晒すんじゃない！耳まで赤いの見えてるからな！』
「なっ！」
鉢屋は指摘された耳を両手で隠すが既に遅いわバカめ！
2人して赤い顔で取っ組み合いを始めると後ろで姉さんが笑う声が聞こえる
「全くもう〜仲良しなんだから」
『「仲良くありません！」』
〜ﾌﾟﾁ設定〜
手紙では多少素直に吐露している
暴露されたのでこれからは絶対書かない
〜ﾌﾟﾁ裏話〜
鉢屋三郎
ちゃんと認められていたことがとても嬉しいし、案外かわいい奴だなと思った
──────────
続編公開しました。
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朋香(プロフ) - あられさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新頑張りますね☺️ (7月6日 14時) (
レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
あられ - めちゃめちゃ好きです！これからも無理せず更新少しずつ頑張ってください! (7月4日 23時) (レス) id: 9c68c0223b (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 赤憑さん» 普段ボードの方へ行かないのでお返事遅くなってしましました。詳しくはボードにお返事しておりますので宜しくお願いします！ (6月22日 16時) (レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
赤憑(プロフ) - 詳しいことはボードの方を見ていただきたいのですが、参加型のお誘いをさせていただきたくご連絡させていただきました。朋香様の文章の書き方に惹かれ、ぜひ参加していただきたいと思いお声掛けさせていただきました。 急ではございますが、何卒よろしくお願い致します (6月21日 19時) (レス) id: 805737b448 (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 赤憑さん» コメントありがとうございます！励みになります！やっぱり攻め主少ないですよね！？量産しましょう！！皆さまの胸を撃ち抜くような恋愛系に持っていけたらと思います☺️更新頑張ります！ (6月18日 11時) (レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
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