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お店に迷惑をかけてはいけないとどこからか現れた伝子さんに全員どつかれた
そして俺は茶屋の一席にて尾浜と2人きりにされている
仲直りしなさいと伝子さんに気遣われた
いや別に喧嘩してないんだけど
「…」
『…』
沈黙である
向こうも相当拗ねているらしい
そっぽを向いてこちらを見ようともしない
「A」
コソッと後ろから久々知が声をかけてくる
「勘右衛門ゴールデンウィークの時から、Aと甘味処に行くの楽しみにしてたんだよ…今日だって本当は最初っからAと回る気満々だったのに、は組と行くって言うから仕方なく譲ったんだよ、課題もあったし」
「そうそう、俺たちとここきてからもうずっと機嫌悪かったんだ、やけ食いしてやるーって。それなのには組じゃなくて三郎と雷蔵と来たもんだから、堪忍袋の尾が切れちゃったって訳」
竹谷まできて尾浜の現状を教えてくる
訳はわかったけど、それで俺にどうしろと
さっき責任取りなさいよとか言ってたな…
『…尾浜』
「…今は勘子よ、女装時の名前」
『あー…勘子』
「なによ」
『そんなに私とデートしたかった？』
「デ…！？」
勘子が顔を赤くしてようやくこっちを見たのでケラケラと声を出して笑う
「笑うなよ！もう！」
『仕方ないやつだなぁ。今度俺の地元来た時に、ゴールデンウィークに行けなかった甘味処連れてってやるよ』
「えっ！ホントに！？おしるこが美味しいお店！？」
『そう、よく覚えてるな』
「いけなかったの本当に残念だったんだ〜…2人だよね？」
『他の奴ら連れてくか？』
「いや！2人がいい！それでAのうちにもお泊まりしたい！それで今回のことは許してあげる！」
『泊まり？あーまぁいいけど』
「やったぁ！ありがとっ！」
尾浜は機嫌を直して目の前に出されていた三色団子を頬張る
これでいいですかと奥に座っている伝子さんに視線を飛ばすとえげつないウインクが返ってきた
お、おぅ…
後ろの席でも4人分の安心したようなため息が聞こえ、やがて何でもない雑談に変わった
こうして修羅場を乗り越え、女装実習を無事終わらせた
『は組集合しろ、説教は終わってねぇぞ？』
「「「すみませんでしたA様！！」」」
〜ﾌﾟﾁ裏話〜
尾浜勘右衛門はここら辺りで少しずつAを意識し始める
お泊まり回は書かないかも？
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朋香(プロフ) - あられさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新頑張りますね☺️ (7月6日 14時) (
レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
あられ - めちゃめちゃ好きです！これからも無理せず更新少しずつ頑張ってください! (7月4日 23時) (レス) id: 9c68c0223b (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 赤憑さん» 普段ボードの方へ行かないのでお返事遅くなってしましました。詳しくはボードにお返事しておりますので宜しくお願いします！ (6月22日 16時) (レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
赤憑(プロフ) - 詳しいことはボードの方を見ていただきたいのですが、参加型のお誘いをさせていただきたくご連絡させていただきました。朋香様の文章の書き方に惹かれ、ぜひ参加していただきたいと思いお声掛けさせていただきました。 急ではございますが、何卒よろしくお願い致します (6月21日 19時) (レス) id: 805737b448 (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 赤憑さん» コメントありがとうございます！励みになります！やっぱり攻め主少ないですよね！？量産しましょう！！皆さまの胸を撃ち抜くような恋愛系に持っていけたらと思います☺️更新頑張ります！ (6月18日 11時) (レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
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