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鉢屋は櫛と少しの化粧品を購入すると満足そうに風呂敷にくるんでいた
「よかったね三郎」
「ああ、良い買い物ができた」
「ふふ」
さて買い物も済んだしさっさと甘味処へ行って帰ろう
3人を連れてこようと隣の店を覗く
『あれ？』
「3人は？」
「いないな」
なんでだよ
「A、いらっしゃい。今日はなに買うてく？」
いつも姉さんの買い物待ちをする時にこの店に来るから、店主とは仲良しだ
『おっちゃん、俺と同じくらいの3人見てない？』
「3人？ああ、なんか店先におったなあ。背の高い連れの男2人とどっか行ったぞ？」
「「『え』」」
『ど、どっち行った！？』
「そこ真っ直ぐ。あり？なんか不味かったんか！？」
『いや大丈夫！ありがとう！』
行くぞと不破と鉢屋を連れておっちゃんが教えてくれた道を走る
この年になって知らねえ大人に着いていく馬鹿どもとは思わねえだろ！！
「町はずれに連れていかれたか」
『なんで3人いて誰も止めないんだ！』
「無事だと良いんだけど」
鉢屋は冷静に、不破は心配、俺は怒りの言葉を述べながら走る
「いたよ」
「隠れて様子を見よう」
町から少しはずれた林の近くに奴らはいた
『聞こえるか？』
「うん」
「山賊だ」
どうやら山賊が金を持ってそうな子供を攫って荷物を奪っているらしい
3人は一括りに縛られていた
「なんだこいつら金目のもの持ってねえよ」
「高野豆腐…？」
「うわっ虫なんか持ってやがる！」
「離せ！」
「俺の高野豆腐だぞ！」
「俺の虫にさわるな！」
中々たくましいな
これ自力でいけるんじゃないか？
「おい、見捨てようとしてないよな？」
鉢屋に肩をガッと掴まれギクッと肩が揺れる
『ま、まさか〜あいつら自分でなんとかできそうだなって思っただけだよ』
「それで放っていこうなんて思ってないよね？優しいAがまさか、ね？」
『いや別にお前らに優しくした覚えねえけど。あと別に放っていくとも言ってないじゃん？』
「そこに誰かいるのか！？」
『げっバレた』
「お前がやかましいからだ」
『なにおう』
3人でコソコソ話していたが山賊の1人にバレてしまったらしい
観念して出るしかない
「私たちの連れだ。返してもらおうか」
「みんな！大丈夫！？」
『縄抜けなんてまだ習ってないよな。逃げれないか』
「「三郎！雷蔵！A！」」
〜ﾌﾟﾁ設定〜
多分命の危険がなければ容赦なく見捨てる
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朋香(プロフ) - あられさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新頑張りますね☺️ (7月6日 14時) (
レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
あられ - めちゃめちゃ好きです！これからも無理せず更新少しずつ頑張ってください! (7月4日 23時) (レス) id: 9c68c0223b (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 赤憑さん» 普段ボードの方へ行かないのでお返事遅くなってしましました。詳しくはボードにお返事しておりますので宜しくお願いします！ (6月22日 16時) (レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
赤憑(プロフ) - 詳しいことはボードの方を見ていただきたいのですが、参加型のお誘いをさせていただきたくご連絡させていただきました。朋香様の文章の書き方に惹かれ、ぜひ参加していただきたいと思いお声掛けさせていただきました。 急ではございますが、何卒よろしくお願い致します (6月21日 19時) (レス) id: 805737b448 (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 赤憑さん» コメントありがとうございます！励みになります！やっぱり攻め主少ないですよね！？量産しましょう！！皆さまの胸を撃ち抜くような恋愛系に持っていけたらと思います☺️更新頑張ります！ (6月18日 11時) (レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
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