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この町の本屋は一ヶ所しかない
品揃えが豊富で店主も穏やかな人だ
本屋へ向かいながら久々知の目当ての豆腐屋へ寄ったり
竹谷が道を走る野良犬に懐かれたりと色々あった
「犬って可愛いよな〜！」
「人懐っこい犬だったな」
『ここに住み着いているんだ。野良犬だけどみんながご飯をあげてるから飼い犬みたいなものだよ』
「いい町だな〜！」
「うん、試食の豆腐も美味しかったし、高野豆腐も買えたし」
ほわほわとしながら会話する2人がこれ以上寄り道をしないように腕を捕まえて歩く
これ以上の寄り道は3人と合流してからだ
『着いたぞ』
「3人はどこだろう？」
入店するとカウンターでうたた寝をする店主と数人の客がいた
うーんうーんと唸り声の聞こえる方へ行くとやはり本棚の前で不破が悩んでいた
「雷蔵、三郎、やっぱり悩んでいたのか！」
「あれ？八左ヱ門と兵助、それにAまで！」
「2人はともかく、どうしてAがここに？」
訝しげにこちらを見る鉢屋
俺だって来るつもりじゃなかったわい
「買い物に行った薬屋がAの実家だったのだ！」
「それでそのまま遊びに連れてきた！」
『割愛しすぎだろ』
「お前ここの町に住んでいたのか」
「結構大きい町だよね」
成り行きを説明するのはいいが尾浜はどこ行ったんだ？
「勘右衛門は？」
「待ち切れずに茶屋へ行ってしまった」
「あと2択まで絞ったんだけどね、うーん、どっちの本がいいかな…」
『まだ時間がかかりそうだな』
「勘右衛門を呼びに行こう」
『茶屋だろ？俺が行ってくる。ここで待ってろ』
「そう？じゃあ俺たちも本を見てるよ」
久々知と竹谷を町へ放つとまた何に引っかかるか分からんからな
近くの茶屋なんて数カ所しかないし
あのうどんヘアを見つけるのは容易い
本屋を出て茶屋を目指す
『あ、いた』
「ん！？」
2軒目の茶屋にうどん頭がいた
そしてなんと団子を頬張っているではないか
『尾浜、お前昼飯前に何食ってんだ』
「むぐむぐ、ごっくん、Aがいる！なんで？」
『かくかくしかじか』
「えぇ！そうだったの！」
便利な言葉だよかくかくしかじか
〜ﾌﾟﾁ裏話〜
なんかおかんキャラになってきてるよね
傍若無人…？成長過程で暴君にしていくしかないのか…
頑張ります
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朋香(プロフ) - あられさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新頑張りますね☺️ (7月6日 14時) (
レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
あられ - めちゃめちゃ好きです！これからも無理せず更新少しずつ頑張ってください! (7月4日 23時) (レス) id: 9c68c0223b (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 赤憑さん» 普段ボードの方へ行かないのでお返事遅くなってしましました。詳しくはボードにお返事しておりますので宜しくお願いします！ (6月22日 16時) (レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
赤憑(プロフ) - 詳しいことはボードの方を見ていただきたいのですが、参加型のお誘いをさせていただきたくご連絡させていただきました。朋香様の文章の書き方に惹かれ、ぜひ参加していただきたいと思いお声掛けさせていただきました。 急ではございますが、何卒よろしくお願い致します (6月21日 19時) (レス) id: 805737b448 (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - 赤憑さん» コメントありがとうございます！励みになります！やっぱり攻め主少ないですよね！？量産しましょう！！皆さまの胸を撃ち抜くような恋愛系に持っていけたらと思います☺️更新頑張ります！ (6月18日 11時) (レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
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