この声を君に

EP25 JK ページ29

そう言えばテヒョニヒョン待たせてるんだった。





スマホの画面を見ると結構時間がたってた。






やばいな。マネヒョン絶対怒ってるし。







僕は走ってテヒョニヒョンのところに戻った。








「ヒョン…。ごめん遅くなった。」








ヒョンが顔をあげた。








V「いつまで待たせる気だよ。心配したし」







「人が多くてさ、隠れてたんだよ。」







V「ふーん…。」








「ちゃんと飲み物は買ってきましたから。」









V「なんか悪いな。一人で行かして。」









「僕子供じゃないし…」









って、呑気に話してる場合じゃない。








「そろそろ戻らないとマネヒョンが…。」









V「絶対説教だなｗ 急いで戻るぞ」









僕とヒョンは走って戻った。









案の定マネヒョンはカンカン







ﾏﾈ「お前ら何処いたんだよ。」








「すみません。テヒョニヒョンと外に出てて」







ﾏﾈ「はぁ…。どーせテヒョンが誘ったんだろ」








V「………。」








おかしいな。






いつもなら「宇宙人に道案内してた」とか意味不明な言い訳するのに。








ﾏﾈ「なんかテヒョンも反省してるみたいだし、今日は宿舎に帰っていいぞ。」







そう言ってマネヒョンは移動車に乗り込んだ。









ﾏﾈ「ほら。お前らも乗れ。」








「ヒョン達帰ってるんですか？」







ﾏﾈ「あぁ。」








「僕たちを置いて帰るなんてヒョン達も酷いな〜」







ﾏﾈ「勝手に消えたお前らが悪い。」







「はいはい。」








僕とマネヒョンが話していてもテヒョニヒョンは黙ったままだった。







まぁ明日にはいつものテヒョニヒョンに戻ると思うけど。

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